映画「ユージュアル・サスペクツ」を観て
3月30日、「ユージュアル・サスペクツ」という映画を観た。
原題は「The Usual Suspects」。1995年のアメリカ映画で、ブライアン・シンガー監督の作品だ。
キャストは、キートン役のガブリエル・バーン、マクマナス役スティーヴン・ボールドウィン、キント役のケヴィン・スペイシー、コバヤシ役のピーター・グリーンなどである。
あらすじは、
といった内容。
で、観終わっての感想。
最後の最後に、どんでん返し
この映画の醍醐味は、最後の最後に来るシーン。
この大どんでん返しに、「え~!!!」っとなった。
そう来るか、という感じである。
カイザー・ソゼの正体。
でも、薄々(もしかしたら・・・)感はあった。
それでも、やっぱり驚く展開である。
前半は、少し眠くなる展開
この映画の後半はいいのだが、前半が少し間延びして、眠くなる展開だった。最後の最後まで観ればいいのだが、前半に関しては(あれっ?)という感じ。まぁ、1995年の映画だから仕方がないのかもしれない。
やはり、映画が古臭く感じる
そう、この映画は1995年の作品。つまり、およそ30年前の作品である。当然、映像の質や技術を考えれば、仕方がないが、やはり古臭さを感じてしまう。それだけ最近の映画は、クオリティが高いということかもしれない。それでも船の爆破シーンなどは、当時としては相当手が込んでいたのかもしれない。
それにしても、コバヤシじゃないだろ
この映画の中で出てくる「コバヤシ」。
全然「コバヤシ」ではなかった。日本人の鑑賞者からすると、あれれっ?また間違えた日本の描き方?というレベルではない。
完全に日本人の血が入らない「コバヤシ」だった。
1990年代といえば、日本の勢いはすごく、映画でも日本人が絡むことが多かったような気がする。もしかしたら、それだけ日本人が世界にいる中、「コバヤシ」だけが、ひとり歩きまわってしまったのかもしれない。
キャストを見てそう思わざるを得なかった。
脚本はおもしろかった。
しかし、1995年の映画で、映像が追い付いて行ってない感は否めない作品だった。