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映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を観て

11月26日「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」という映画を観た。
原題は「Harry Potter and the Order of the Phoenix」。2007年のアメリカとイギリスの合作映画で、デヴィッド・イェーツ監督の作品だ。

キャストは、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフロン・ウィーズリー役のルパート・グリントハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソン、アルバス・ダンブルドア役のマイケル・ガンボン、ミネルバ・マクゴナガル役のマギー・スミス、ルビウス・ハグリッド役のロビー・コルトレーン、シリウス・ブラック役のゲイリー・オールドマン、ドローレス・アンブリッジ役のイメルダ・スタウントンなどである。

あらすじは、

夏休み、路地を歩いていたハリーと従兄のダドリー・ダーズリーは、突如として現れた吸魂鬼に襲われる。ハリーは守護霊の魔法を使って窮地を脱するが、魔法省は、「未成年の魔法使いは、自衛以外の魔法の使用を禁じられている」として、ハリーをホグワーツ魔法魔術学校から退学させようとする。だが、魔法省とアルバス・ダンブルドア校長の話し合いの結果、退学処分の是非については後日、魔法省で行なわれる懲戒尋問によって決定されることとなる。
その後ハリーは、自分を迎えに来た不死鳥の騎士団のメンバーとともにダーズリー家を発ち、騎士団の本部・ブラック邸に向かう。そこにはシリウス・ブラックやロン・ウィーズリーとその家族、ハーマイオニー・グレンジャーといった面々がいた。そしてその夜、ハリーは騎士団のメンバーから、ヴォルデモートが「極秘にしか手に入らないもの」を探していることを聞かされる。
ハリーの尋問が行なわれる。尋問官として、魔法大臣コーネリウス・ファッジ、魔法法執行部部長アメリア・ボーンズ、上級次官ドローレス・アンブリッジが、被告側の証人としてダンブルドアとアラベラ・フィッグが出席。結果、ハリーは自衛のために魔法を使ったことが証明され、無罪放免となる。
夏休み終盤、ロンとハーマイオニーがグリフィンドール寮の監督生に選ばれる。このため、ハリーはホグワーツ特急でふたりと別のコンパートメントに座ることになるが、レイブンクロー生のルーナ・ラブグッドと出会うきっかけになる。ホグワーツに到着すると、そこにはルビウス・ハグリッドの姿はなく、さらに「闇の魔術に対する防衛術」の教授にアンブリッジが就任していた。
アンブリッジの授業は「防衛術の理論」という本を読ませ、実技をまったく扱わないというものだった。これについてハリー、ロン、ハーマイオニーは、シリウスから「魔法省は、ダンブルドアが学生を率いて私設軍団を組織するのを阻止するため、アンブリッジを派遣して学生に闘う訓練をさせないようにしている」という話を聞く。これを受けてハーマイオニーは、学生たちで「闇の魔術に対する防衛術」の実技を学ぶこと、その教師役をハリーが務めることを提案、ダンブルドア軍団(通称DA)が結成される。一方でアンブリッジは「ホグワーツ高等尋問官」に就任し、シビル・トレローニーを停職にするなどして、魔法省の力を背景に権力を振るう。
ハリーたち3人はついにハグリッドが戻って来たことを知り、さっそく彼のもとを訪れるが、切り傷だらけのハグリッドの姿を見て愕然とする。巨人への友好を求めに行っていたハグリッドは、その理由を話す。途中で巨人の長が変わったため、はっきりとした良い成果が出たわけではないという。半人間を憎むアンブリッジはハグリッドを解雇しようともくろんでいるため、ハリーは心配する。
後日、アズカバンから死喰い人が10人脱獄したというニュースが入り、ダンブルドア軍団にも活が入る。そのなかにはネビル・ロングボトムの両親を廃人にしたとされるベラトリックス・レストレンジも含まれていた。ハリーは、ダンブルドア軍団に参加した初恋の相手チョウ・チャンと付き合うこととなる。しかし、チョウが密告したためにダンブルドア軍団の活動がアンブリッジに露見し、ハリーとチョウの関係も破局を迎える。
O.W.Lの試験(通称ふくろう、普通レベル魔法試験)の途中、ハリーはシリウスが拷問される夢を見る。アンブリッジの放逐に成功し、ハリーはロン、ハーマイオニー、ネビル、ジニー、ルーナとともに夢に出てきた魔法省の神秘部へと向かう。12個の回る部屋、謎の石のアーチの部屋、時計の部屋などを巡り、ついにハリーは「武器」である「予言」を見つけるが、同じく予言を手に入れようとする死喰い人が突入してくる。多勢に無勢で、六人の力では歯が立たない。しかし、そこに不死鳥の騎士団のメンバーが救援に駆けつける。激しい戦いの最中に、予言は砕かれる。そしてその直後、シリウスはベラトリックスの放った呪文で命を落とし、「ベールの彼方に」姿を消す。怒りと悲しみで見境をなくしたハリーは、ベラトリックスを殺そうとする。その後、ダンブルドアが現れ、死喰い人を捕らえて神秘部の戦いは騎士団の勝利に終わる。ハリーは逃げるベラトリックスを追い、魔法省のアトリウムで対峙するが、そこにヴォルデモート本人が現れる。ヴォルデモートはハリーのあとを追ってきたダンブルドアと決闘を繰り広げたすえに敗北し、ベラトリックスとともに逃亡する。
酷く損傷したアトリウムにはファッジをはじめとする魔法省の高官が駆けつけ、ついにファッジもヴォルデモートの復活を認める。ハリーはダンブルドアの手で校長室に移され、予言の内容を知らされる。父親が捕えられたドラコはハリーへの憎しみを燃やし、失脚したアンブリッジはホグワーツを去る。ファッジがヴォルデモート復活を公言し、魔法界がふたたび暗雲に包まれようとするなか、みずからの使命を知ったハリーは友人たちに励まされ、邪悪との対決の決意を新たにダーズリー家へ戻っていく。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

アンブリッジの悪役ぶり、現実にもこういう人いるよね(笑)

この映画の中で、見事に悪役ぶりをこなす、中年女性アンブリッジ。ことごとく、続くいやがらせ。そして、自分の権力を振りかざして推し進めようとする傲慢さ。映画を観ていて、「こういう人、実際にいるよね・・・」と思ってしまった。
彼女の部屋のシーン。猫好きなのか?たくさんの猫の壁飾り。紅茶の中に大量の砂糖を入れる甘党を思わせる場面。そして、あの表情とあの声の高さ。
悪役であるものの、何だか憎めない点もあったりする。
でも、そんな悪役がやられるシーンはスカッとしたりする。
森の中で、巨人やケンタウルスにやられるシーン。ついつい笑ってしまったのである。

ロンの双子の兄、好きだなぁ。。。

ロンの双子の兄たち。本当にこの映画の中では、いい味を出している。
一番いいと思ったシーンは、試験中にアンブリッジを驚かせるシーンである。物音にドアを開ける。すると、花火や、ホウキに乗った兄たちが、縦横無尽に部屋の中を飛び回る。そして、炎の虎でアンブリッジを追いかける。
思わず、映画を観ていて拍手を送ってしまった。
この2人。最初からハリーポッターの映画の中では、いい味を出し続けているのだ。

後半の戦いのシーンの迫力

魔法省の神秘部での戦いのシーン。これは、劇場で見たらどうなってしまうのか?というくらい迫力があった。このシリーズは長きにわたり映画化されているが、その時代とともに、映像の技術的な面も進化していると感じる。
第1作目から考えると、相当CG技術が進化していることは明らかである。
とにかく、視覚的にも迫力満点の今回の作品であった。

これまた、ものすごい展開になってきた

そして、ストーリーがすごい展開になってきたことは、間違いない。
学校内にとどまらず、魔法界全体の話になってきている。
そして、そこにハリー・ポッターが大きくかかわるのだ。
子どもだったハリーが、徐々に大人になってゆく。そして、悪に立ち向かってゆく姿。
これから後の作品が、どのように展開されてゆくのか、とても楽しみなのである。

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