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映画「亡国のイージス」を観て

8月10日「亡国のイージス」という映画を観た。2005年の日本映画で、阪本 順治監督の作品だ。原作は、福井 晴敏の小説である。

キャストは、仙石 恒史役の真田広之宮津 弘隆役の寺尾 聰如月 行役の勝地 涼ホ・ヨンファ役の中井 貴一などである。

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あらすじは、

海上自衛隊のイージス護衛艦いそかぜの副艦長・宮津が、某国のスパイと共謀して艦を乗っ取り、最新兵器で首都東京を狙う。彼の行動の理由は何なのか? 東京壊滅までに残された時間は10時間。この事態を解決するべく先任伍長・仙石は、1人でいそかぜの奪取に向かう。

と、いった内容。
で、観終わっての感想。

日本の国防の甘さを突いているように感じた

2005年の映画であるが、日本の国防の甘さがにじみ出てくるような映画だった。もちろんフィクションではあるが、今の日本の国防はどうなっているのだろう。ちょっと不安になった。ボクは、一般人で自衛隊の内部はもちろん知らない。直接は関係ないが、映画のような事態を決して招かないような組織であってほしい。

これは戦争だ

劇中で、ホ・ヨンファが言うひとこと。「これは戦争だ」。
国内で起きるテロは、戦争そものである。日本人の感覚では、戦争は爆撃機がミサイルを落とすようなものが、戦争だと思っているのは否めない。
この映画の中のように、自衛隊の船に潜入し首都に兵器を使うこと、これ自体は戦争なのだ。

日本にスパイはどれくらい入ってきているのだろう?

そう考えると、現実に日本国内にはどれだけのスパイが入り込んでいるのだろう。日本国内に入り機密情報を奪い、国益を損なうこと。さらにそれが軍事的に活用され日本人を殺傷する方向へ進むこと。そんなことはあってはならない。でも、現実にはどうなのか。
今、多くの外国人が円安を背景に、また国の政策で優遇され日本に来ている。その中に、スパイは紛れ込むことは無いのだろうか。甚だ疑問になってくる。

原作はこんなレベルじゃなさそう

ボクは、この映画の原作を読んでいない。
原作のあらすじを読んでみたが、映画のレベルではない。
読んでみたい気持ちはあるが、映画を観ただけで少し疲れてしまった。

いずれにせよ、国防に関して、ボクらは自分自身では何もできない。
しかし、この国のかじ取りをする政治家を選挙で選ぶことはできるのである。だからこそ、この大事なかじ取りを、アンポンタンな政治家には任せてはいけない。
国民を守る政治家を選ばなければ、国は亡ぶと感じるのだ。


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