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映画「マイビューティフルガーデン」を観て
10月20日、「マイビューティフルガーデン」という映画を観た。2016年のイギリス映画で、原題は「This Beautiful Fantastic」。サイモン・アバウド監督の作品だ。
キャストは、ベラ・ブラウン役のジェシカ・ローズ・ブラウン・フィンドレイフレディ・ハイモア、アルフィー・スティーヴンソン役トム・ウィルキンソン、ヴァーノン役のアンドリュー・スコットなどである。
生後間もなく公園の木陰に捨てられていたベラ・ブラウンは、秩序を好み、予測できない自然、特に植物を恐れている。食事の内容と時間、鍵のかけ方、毎日の服や歯ブラシに至るまできっちりと揃えて生活しているが、植物嫌いが祟ってアパートの裏庭は荒れ放題になっている。
彼女が働く図書館に、変わり者の発明家ビリーが訪れる。口うるさい先輩館員ブランブルの注意も意に介さず自由に過ごすビリーに、ベラは興味を抱く。彼女はビリーが置き残したメモを持ち帰るが、機械仕掛けの鳥の設計図だと分かったところで、メモは嵐で吹き込んだ風に飛ばされてしまう。ベラはメモを回収しようと躍起になって転倒し、失神して気難しいアルフィーが住む隣家へ担ぎ込まれるアルフィーは庭をおろそかにしたせいでこうなったのだとまくし立てる。翌朝アルフィーの料理人ヴァーノンがベラに朝食を作ろうと現れるが、それが気に入らないアルフィーは彼に解雇を言い渡す。アルフィーの横暴さに辟易したベラは、ヴァーノンを自分が雇うと言い出す。
数日後、アパートの管理人が訪れ、ベラに対して1ヶ月以内に庭を元通りにするか、さもなければ退去するよう求める。しかし植物嫌いのベラは美しい花まで刈ってしまう始末だった。一方のアルフィーは、ヴァーノンが去ったことに我慢がならず、自分は死にかけの老いぼれだとベラを説得しにかかる。見かねたヴァーノンは、ベラの庭造りを手伝うことを条件にアルフィーに食事を出すと持ちかけ、アルフィーもこれを承諾する。
造園家だったアルフィーは自分の庭をベラに見せ、「カオスに美を見出すこと」が秘訣だと教え、彼女にアーサー・ミルドメイという人物が書いた1冊の園芸本を貸し出す。ビリーはベラを倉庫へ誘い、自分の発明した機械仕掛けの鳥「ルナ」を見せる。ベラは作家になりたい夢を語り、ルナの物語を紡ぎ出す。ビリーとベラは図書館での会話で親密になり、デートの約束まで漕ぎ着けるが、ブランブルはこれを快く思わない。遅刻癖もあったベラは解雇された上、ビリーは約束の時間に現れず、挙げ句別の女性と親しげに歩いているところまで目撃してしまう。失恋したベラは庭造りを放り出して塞ぎ込むが、そこへアルフィーが現れてお茶に誘う。アルフィーの家へ招かれたベラは、彼が世界各地を旅して集めた植物の数々に目を見張り、全てに思い出があるのだと教えられる。彼はベラに貸した園芸本について、同じく園芸家で出産時に亡くなった妻が、男の名前で書いた大切な本なのだと告げる。ベラは再び庭造りに励むが、1ヶ月の期限を間近に控えたところで、強風により庭はほぼ全滅する。塞ぎ込むベラのアパートへビリーが現れ、約束の日にバスに轢かれて怪我を負ったこと、ベラが目撃したのは三つ子の弟であることを告げる。約束通り訪れた管理人は、庭を見て退去を命じかけるが、実際の家主だったアルフィーに囁かれこれを翻す。
ベラとビリーは正式に交際を始めるが、ある日アルフィーの死が伝えられる。庭で開かれた葬儀の後、アルフィーの遺言で、家は双子の娘を持つ男やもめのヴァーノンに、そして園芸本はベラへ贈られる。ベラはルナの物語を完成させ出版するが、"This Beautiful fantastic"(意味:この美しき風変わり)と名付けられたその本は、かつてベラが働いていた図書館にも収められるのだった。
といった内容。
で、観終わっての感想。
隣人と徐々に心が打ち解けてゆく
最初は、ある意味敵対関係にあった隣人。
しかし、庭を放置状態からガーデンとして作り上げてゆく段階で、徐々に雪解け。心が打ち解けてゆく。
人は心が打ち解けてゆくと、敵から仲間にもなったりする。
最後には、大きなプレゼントを頂くこととなるのだ。
ガーデン好きだったので、楽しく観れた
ボク自身がガーデン好きだったので、その点だけは個人的に楽しめた。
それ以外は、映画として惹かれるものはあまりない、というのが正直なところである。
ストーリーはイマイチかな
映画自体は、イマイチ感があった。
ヒューマンやコメディ的要素も含まれるが、中途半端。はっきり言えば、インパクトがない。
そんな映画だった。