![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166403649/rectangle_large_type_2_a3e4b5966f2f47adcbe256b5efe14805.jpg?width=1200)
映画「黄泉がえり」を観て
12月7日「黄泉がえり」という映画を観た。2003年の日本映画で、塩田 明彦監督の作品。
キャストは、川田平太役の草彅 剛、橘葵役の竹内 結子、RUI役の柴咲 コウ、俊介役の伊勢谷 友介などである。
*****************************
あらすじは、
熊本県阿蘇地方(原作とは異なる)で死んだ人が蘇るという超常現象が起こる。厚生労働省職員の川田平太は、現象の謎を探るため、自分の生まれ故郷でもある現地に赴く。「ヨミガエリ」と名付けられたこの現象は、さまざまなところで人が心に抱いていた思いを呼び起こすきっかけとなって行く。やがて山中で巨大な隕石口が発見され、また現象に対する研究も進められるが、突如ある限界が訪れる。
と、いった内容。
で、観終わっての感想。
お笑いの出身の役者は、人選すべき
映画に、お笑い芸人の役者は極力出さない方がイイ。これはあくまでも個人的意見である。
ボクの場合、お笑い芸人からの役者は、出てきただけで萎えてしまう。一気に、映画の中に入り込めなくなるのだ。
この映画で言えば、寺門ジモン、山本圭壱。
なぜこの人たちを選んだのだろう。
興行的に彼らを出した方が、良い点もある?かもしれないが、鑑賞者からすると、一気にB級映画と化してしまう。
役者陣を見るとそうそうたるキャストなのに、もったいないと感じてしまうのである。
20年前の日本映画の限界かな?
もし、この台本でアメリカで作られていたら、もう少しまともな映画になったのではないだろうか。最近思うのが、日本映画には、限界が存在するような気がする。
そこそこ面白い台本に感じるので、もったいない。
矛盾点が多数みられる
突然阿蘇の山中で、コンサートが開かれる。
聴衆がそこに向かう車は渋滞。
すごーく、冷静に考えると、これだけの交通渋滞に警察が出てこないこと、そして野外コンサート会場に、簡易トイレが無いこと。こんなこと、はっきり言ってどうでもいいことであり、すごく、つまらない話ではある。が、映画が単調なので、それだけつまらない考えが起きるような隙がありすぎるのである。
そんなことはどうでもいい、映画が面白かった!
そう、言えるような映画を、特に日本映画に期待したい。