キャンプで酒のアテ作り(3)藁を使った鰹のたたきは、野外だからこそ!
初鰹がおいしい時季。
魚の品揃えがいいスーパーで鰹のさくを見つけたので、キャンプで「鰹のたたき」にしてみた。
それも本格的に「藁(わら)」を使ったやつ。
炎、煙、燃えカスがすごいので、家でやるのは難しいが、キャンプ場なら気にすることなくできる。
まずは炭をおこす。
その上に藁を置くのだが、一瞬で燃え上がるので注意!
量は多め、もしくは何度も足す準備を。
よく「藁ってどこで手に入れたの?」と聞かれるのだが、Amazonでも購入できる。
もちろん、「農家の方や近所の田んぼから調達できる」という人はそれでいいのだが、我が家のように藁入手のあてがない場合は買うしかない。
調理に使うので「無農薬」という点と、「しっかり乾燥していること」も重要だ。
藁を炭の上に置くと同時に、鰹を網にのせて炙る。
この時、火傷しないよう防火手袋などを使用するのを忘れずに。
一度ひっくり返して、両面を炙ったら完成。わずか1~2分でできる。
切ってみるとこんな感じ!
今回、動画を撮影したりしていたら、ちょっと火が入りすぎてしまった……
本当はもっと赤い部分が多いほうがいい。
何にしろ、おいしい!
口に入れると、藁の風味がふわっと広がる。
食べ方はご自由に。ネギやにんにくスライスなど薬味を添えてもいいし、ポン酢やわさび醤油でもいい。
でも、私のおすすめは、あえてシンプルに「塩」のみ!
これが一番、藁の風味や鰹の旨味を感じられると思うので、よかったらお試しを。
ちなみに・・・
この日、合わせたお酒は「酔鯨 特別純米酒」。鰹はやっぱり高知のお酒でしょ!
このお酒は程よい酸とキレがあり、料理を旨くしてくれる食中酒。1155円(720ml・税込)で買えるなんて信じられない!ぜひお試しを。