旅館をスタッフと一緒につくる。
こんにちは、うっすらとグルテンフリー生活を始めました。
トライアスロンを始めた時もそうでしたが、自分には縁がないと思ってた機会が来た時には、とりあえず一度乗っかってみようと思ってます。
今まで毎朝トーストを食べていたので、何が変わるのか楽しみです。
さて、今回は旅館をスタッフと一緒に作るという話。
父から代表権を譲られて5年。最初の2年は慣らし運転というか、急にあまり大きく舵をきると父がやって来た事を否定するようで、2年間は自分色を出す準備期間にしました。
3年目に入り、スタッフも私を専務ではなく社長と間違わずに呼んでくれるようになり、少しずつ自分の思いを旅館に反映しだしたのですが、同時にスタッフと共有する難しさの壁にぶつかったのでした。
全体集会やミーティング等で想いは伝えるのですが、なかなか伝わらない。。
そんな中取り組んだのが売店の改装工事。
今までの売店は、お土産物を扱う業者さん達が自社商品を販売するケースが多く、能登の商品を中心とした売店にしたいとずっと思っていました。
社長になり2年その柵もなくなり、自分達で販売する商品を選び、販売する売店を造るプロジェクトを立ち上げました。
材木からDIYで棚をつくったり、商品を選んだり、売店の新しい名前を決めたり、そいう行程の中で、「なぜ売店を改装するのか」、「どういう売店にするのか」、「それはなぜか」、そういった話を集まってくれたスタッフと出来たことで、会社の進んでいく方向を話し、それに対してのスタッフの思いを聞くことができ、さらに私の思いを広めてくれました。
もちろんスタッフだけで全部出来るわけではないので、地元の改装業者さんにもお手伝いいただきました。その際にお手伝いいただいてる業者さんにも想いを伝えられた事が良い結果となったと思います。
新しい売店の名前は「SHOPえんいち」。
能登や地域の商品を通して能登に興味を持っていただき、色んなご縁に繋がるような市場にしたい!との思いからスタッフが考えてくれました!
とても素敵なネーミングだと思ってます。
売店の改装以降も、少しずつ改装工事や色んなプロジェクトを通して、スタッフとのコミュニケーションを続けています。
今後も父の代に負けないようさらにお客様に喜んでいただける宿を目指して進化していきたいと思います。
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