育児は免除、育自は一生
2019年、同僚の母子と旅に行った。
普段は一人旅だけど、たまには、いいもんだ
この旅のきっかけは、
仕事を辞めて石垣を出るとき、
私物をガレージセールで100円均一でばらまいたのだが
たまたま一万円以上のほぼ新品を引き取ってくれた人で
そのお礼にと
小旅行に誘ってくれたのだ。
もちろん、喜んでお受けした。
日帰りで、交通費は割り勘。ランチだけご馳走になった。
同僚は子供を二人連れてきた。
吾輩は、子供はあまり得意じゃない
誰にでも対等に接するので
子供を子供扱いすることが出来ないから
敬語で接してしまふ。
絡むの苦手なのだ。
旅は意外にも、楽しかった。
連れがいる旅はまた格別で
煩わしさも反面
賑やかで楽しい。
普段はマイペースすぎる自分が
よそさまの子供相手に
一生懸命ペースダウンして合わせる様子が我ながら滑稽だし
とにかく、面白い。
そこでつくづく感じた。
ああ、
子育ては大変だ。
本当に本当に大変だ
これが毎日
毎時
毎瞬
数年間
そして関係は、永遠に続くのだと思うと。
単純に
すごいと思った。
吾輩はごくごく若いときに
家庭は持たない
子供はもうけないと決めたので
正直、普通の家庭というのが
ちんぷんかんぷんなのだ。
そんな吾輩は
あらためて
子育ては
すごいと思った。
母親は
偉大だと思った。
ああ、もちろん、父親も
生涯独身を貫くのも、なかなか大変だけど
まぁ、これからも
吾輩はこのスタイルを続けていくのかなと思う。
これは吾輩の個人的な思い入れによる
超個人主義の生き方なので
他の追随は許さないであろう。
だがしかし、まだまだ未熟者ゆえ
育児は免除されたけど
育自は一生、続けます。
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