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枯れ木に花咲くに驚くより、生木に花咲くに驚け

江戸時代の哲学者、三浦梅園の言葉で、大好きな言葉です。

枯れた木に花が咲いたら「奇跡だ」と誰もが驚きます。
しかし生きている木に花が咲くこと、それこそが驚くべきことではないだろうか。

四季が巡り、毎年同じ木に同じ花が咲く。それがどんなに奇跡的で尊いことか。

当たり前のように思っている事にこそ、奇跡は潜んでいる。
そんなことを表現した素敵な言葉です。

これは頭ではわかっていても、日頃から意識して実践していくことはとても難しい。

つい珍しいことや派手なことといった非日常に注目してしまうし、それを求めてしまう。

でも仕事をしていて思うことは、クリエーションというのは、常になんでもない日常の中の発見によって生まれている。

目の前に起こる奇跡を待つのではなく、自分の中に奇跡が起これば、いつでも目の前の日常を非日常に変えることができる。

そんなことをこの言葉から教わります。

まだまだ実践に至るには難しいけれど、ここに書くことで未来の自分を勇気づけられれば良いなと思います。

今年も健康に1年過ごせたことに感謝です。


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