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7-5 改めて「Tシャツ」を考える回

こんにちは。

WTC Inc. President の青木です。

#プレジデントっていいよね

さて前回は、WTC Inc.とは縁もゆかりもないヴィンテージの洋服のことを思ったままに書きました。予想に反してすごくレビュー数もあって、みんなファッション業界のあれこれって興味あるんだな〜って改めて思わせてくれた回でした。アウトプットする場面って少ないので、僕もすごく勉強になります。

今回は前々回の記事からの続きで、今シーズンのWTC Inc.のテーマ!と「Tシャツ」というお洋服について少し深掘りしたいと思います。ちなみに僕は襟がない服があまり得意ではありません。レッツゴー!

WTC Inc. Houston early SS

そう、今回はストーリーがシーズンをまたぐので今回のヒューストンテーマを前半戦とし、夏の後半は別のテーマを採用したいと思っています。

ヒューストンの詳細はこちらから。

ということで、みなさんお待ちかねのTシャツ解説を。

今回前半戦は全部で4型。

① WTC Inc. Houston Fingerprint Tee

古着でよくあるプロモーションTeeというやつです。企業が展示会とかショーケースに出展する際にその製品を売るために作るTシャツで、有名どころだとWindowsやintelのグラフィックなんかは探せばよく見つかると思います。

で、うち的に言うと今年に入って開発が完了したImagine Board®︎の性能をうたう目的として、「指紋のこんな細かいところまでうちのコンピュータなら解析できるぜすげえだろ」みたいなことが書いてあります。

まあすべて架空の話なんですがね。笑

② WTC Inc. Photo Equipment Tee

このグラフィックは今回のテーマシティであるヒューストンと密接に関わっていて、96年のWTC Inc.は宇宙開発の一端を担う企業としてロケットや、その他の設備を作っているのですが、このカメラみたいなデザインは宇宙空間で使うデジカメを想定したものです。
写真で撮るとグレーを背景に入れているように見えますが、実際は細かいドットの集まりなので近くで見るのと遠くで見るのとで少しニュアンスが違うグラフィックになります。近くで見ると、銀河系の星的な。面白い。

③WTC Inc. Familiy Tee

長年のWTC Inc.ファンなら分かる、そう今まで登場したWTC Inc.に関連する企業の総集編Tシャツ。左の丸いWTC Inc.マークが本体(1992 - )、その右がソフトフェア開発を主に行うBEG TECH(1994 - )、そしてその右2つがアジアに拠点を持つハードウェア製造子会社(1995 - )です。4社ともまだまだ元気に稼働しています。ボディもネイビーにしたのが今回のポイント。

着用だとこんな感じ。レンくんありがとう。

④ WTC Inc. Imagine Board®︎ Tee

こちらが今回のシーズンで1番かっこいいと個人的には思ってるデザインです。
コンピュータのネームと、下の企業ロゴたちは今回の企画のスポンサー企業さんたちです。もちろん全部実在しません。

着用モデルさんたちを見ても分かる通り、今回のボディは身幅がワイドなボックスシルエットを採用しています。なぜなら僕が今年着たいサイズだから。 僕たちWTC Inc.はファッションコンセプトなので厳密にはブランドではないのですが、現行ブランドが出すTシャツってどれも似たり寄ったりな感じになってきてて、であればうちはうちなりのサイズ感で着てもらいたいなぁと思い。その方がアパレルとして色が出るし、インナーに差し込んで色々着回ししたりできます。僕の今年のモットーである「重ね着」にぴったり。

詳しいサイズ感はオンラインの販売ページが出来し次第確認をよろしくお願いします!

て、今書きながら思ったんですけど、WTC Inc.にたどり着いてくれた人たちって世界観を理解してくれてるって意味ではファッションリテラシーもすごく高いので、オンラインで服を買うとか、少々デカくてもいいやみたいなノリでポチッとしてくれる人が多いような気がして。そう言う意味ではすごくニッチな会社ですよね〜。いつもありがとうございます。

Tシャツの歴史

僕たちは生まれた時から当たり前のようにあるTシャツという名の服ですが、それっていつからだろう?ってふと気になって少し調べてみました。

その昔、Tシャツの発祥はミリタリーなんだそうです。

ヴィンテージが好きな方ならイメージできると思いますが、昔のアメリカ軍の下着とか制服って全部ウールで出来てるので、死に物狂いで運動する兵隊さんには不向きな素材だったようです(戦う戦場がどこかと、いつ戦うのかにもよりますが)、でヨーロッパで戦ってた時に欧州兵が着てた肌着がコットンで出来ていたのを知り、それを真似して作ったのがTシャツの原型と言われています。

そしてその後戦争が終わり、当時のアメリカ人は公私ともに常にスーツを着るのが一般的だったのでそのままスーツの中に着るインナーとして定着。

1960年代に入ると、そんな典型的な社会に反発する若者のカウンターカルチャーが台頭してきて、Tシャツをトップスとして(≒シャツの代わりとして)着る習慣が根付いたようです。

そして無地だったただのTシャツからインクプリントされた物が発展的に誕生し、選挙メッセージや音楽活動の象徴として自分のイシューを代弁する機能を持ち始めました。


こう考えてみると、自分の意思をダイレクトに伝えるための服ってすごく少ない気がしますよね。シャツやスーツは色やカタチでTPOを表現するのですごく間接的な表現だなあと思います。でも僕はラルフローレンとかブルックスブラザーズも好んで着るし、そういうアメリカのホワイトカルチャー(白人富裕層)の伝統的な文化観ってすごく好きなので、クラシックvsカジュアルみたいな構図にはなってほしくないなぁっていつも思っています。最近のファッションはジャケットの提案もタイドアップも少ないですから。

とまあ、いろいろ話が散らかりましたが今週以降ぐらいからぼちぼちオンラインストアの準備も進んでいくと思いますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


so close to you,
WTC Inc.

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