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スウェーデン備忘録⑯:学生都市ルンドに行ったら性の価値観がぶっ飛んだ
お久しぶりです、青いヤギです。
最近、ブログ投稿がだいぶ気分屋になってきましたね、申し訳ないです…
気持ちの乱高下がある程度あるものの、元気に過ごしています!
緊張感は、、、う〜ん、そんなに育まれてないですね〜( *´꒫`)
ところてんみたいにトュルットュルな状態です…
うん、悩ましい!!!つД`)・゚・。・゚・。
…でも頑張る!!
これぞ、自暴自棄、それも尚よし\( 'ω')/
今回記事にするのは、学生都市ルンド🏘️
コンパクトかつ街の様子がとても可愛い。
そんでもって学生が大半を占めるアカデミックな街!
面白い発見がいくつもあったので、それを書いていこうと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧
※今回は後半部分はかなり刺激的な内容になります。
もし性表現について苦手意識がある方はブラウザバックをお願いします。
大根がある街、ルンド
ルンドはスウェーデンのスコーネという南西部の県に位置する小さな街。
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人口は9.1万人ほど、スウェーデンの中では中規模な街です。
特徴的なのが、ここは学生都市であること!
ルンド大学という、スウェーデン屈指の名門大学を中心に街が栄えています。
創設されたのが1666年、スウェーデンに2番目に古い大学です。
そのためここを歩く人の多くが20代と思える顔立ちの人たちです。
たまに日本語もちらほら聞こえてきます…意外。
さて青いヤギ、駅につき出口に赴きます。
歓迎してくれたのは、拍手喝采!!
…ではなく、天から降り注ぐ激しいシャワー
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盛大な拍手を英語で「a big shower of applause」と表現しますが、こっちのシャワーちゃうねんヽ(#`Д´)ノ┌┛〃
早速足止めを喰らい、顔も曇り出すヤギ。
ちなみにこの日の夜、散歩がてら外出すると、
教会の鐘の音と一緒にカラスが大声で叫び飛び回っていました…。
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参考:istock
…不吉な予感しかしません(´・ω・`)
ここでの生活、どうなるのでしょうか。
少し不安になります。
ただ!!!!
スーパーに大根がありました!!!!
日本の野菜を探し続けておよそ1500里…
ついに大根の捕獲に成功しました!!
不吉な予感など忘れ、その日は暖かい味噌汁を飲み1日を終えました( ¯ ꒳¯)
名所がなくとも、歩いて楽しい、ルンドの街。
翌日から本格的に街を回ってみた青いヤギ。
観光地として、教会や博物館など、名物という観光地が多いわけではありません。
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はぁぁぁ、つまんな( ˙△˙ )
これだけみるとなるかもしれません。
しかし、そうならないのがルンドの街!
実際に歩いてみると、こんな感じ。
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おおお、ストックホルムとは違う美しさ…オォ(˙꒫˙ )
17世紀からある建築物やこぢんまりとした街並み、
そして赤く染まり始める紅葉がなんともおしゃれなこと…
もちろん街全てを歩き回ったわけではないので一部しか載せられていません。
ただ…秋のルンド、本当におすすめしたいです。
個人的にイチオシだなと思ったのが、
街からもらう刺激が非常にちょうど良く、
必要なものが過不足なく揃っていること。
ストックホルムほど大都市で、観光の中心地としてガヤガヤしていない。
一方、ヘルシングボリのように、夜は非常に閑散としていて、
孤独感を超えて少し寂しさを感じることもない。
何より、食品もアルコール類、おしゃれな服も適度に揃っている(大根あるし)。
こういう意味ですごく満足感おある街がルンドだなと、
スウェーデンのいろんな街を比較してみて感じました…
(ようやく旅人らしいことが書けた気がします…我ながら少し嬉しいです( ¯ ꒳¯)ドヤァ……)
ちょうど昨日あたり(2023/10/19)から急激に風が強くなってきたので
寒さ対策は必要ですが、それはスウェーデンどこに行ってもそう(多分)。
ルンドに直結する空港もあるとのことなので、
機会があればぜひきてみてください(๑•̀ •́)و✧
自分が性に対してどれだけ「無駄に」敏感だったか気付かされた。
さて一通り歩いた青いヤギは日中図書館に篭ります。
ここの公立図書館はとにかく快適。
コーヒーは他のカフェの半額ほどで飲めるし、学生でなくても快適なWi-Fiを利用できます。
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本当は大学の図書館も使いたかったのですが、Wi-Fi環境にやられました…(;ω;)
この図書館、特に印象的だったのが、フロントで公開されているブース。
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どうやら「服とヌード」をテーマにした等身大モデルの写真展示です。
そしてテクテク歩いてみると、日本から出荷されたヤギが度肝を抜かれてしまいました…
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服を着ている男女と、彼ら/彼女らのヌード写真がズラーっと並んでいます。
一応パブリックのブログのためできるだけ抑えたアングルから撮影しましたが、リアルでみるとかなり刺激が強いです。
もちろんパンツなんて履いてません。
ただ各モデルの横に書かれている見解は面白いものばかりでした。
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(青いヤギの訳ゆえ、一部語弊があるかもしれません)
「いろんな国の服を着ることも好きだし、裸になって自分を表現すること表現することも好き」
「カメラマンとして普段はレンズから人を撮るといざこうして裸の自分を曝け出すと不思議な感覚だよ」
「自分にとってタトューは芸術の表現であり、それに合った服を選ぶのが至極大変。だからこそ、裸で表現するのも窮屈すぎなくていい」
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こういった見解を見て、大きく感じたことは二つ。
① 日本で感じていた性の表現が狭かったと再認識した。
ご存知の通り、日本では高校生までは性的な表現は
基本的に目にしてはいけないものとなっています。
僕も幼少期はみてはいけないものなのかなと
うすうす感じながら暮らしていました。
(欲求に勝てたかって?…もちろん惨敗ですよ(´・ω・`))
子供に見せてはいけない、ましては公共の場なんて。
それも美術館ではなく、誰もが簡単に通える図書館なんて…
そうした閉鎖的な考えが、少なくともこの街にはないのだろうなと、
ものすごく衝撃的でした。
もちろんここの住民全員がそれを承知しているかはわかりません。
ただ自分がそういう場所に出会した時はただ「ダメ」と闇雲に封をするのではなく
「まあそういう考えもあるよね」
「どんな表現があるのか、邪な気持ちを捨て純粋な興味を持ちたいな」
とおおらかな目で見られるようになった気がします。
(だからと言ってに日本もこうしたほうがいいという強行姿勢を示すではありません。あくまで僕の行動規範を変えようという話です)
② 自分の肉体に自信を持つ難しさ
もし自分もこの身体を展示するなら…
……( ー̀ωー́ )ウーン
……( ー̀ωー́ )
…うん、無理だな(´・ω・`)
と顔を顰(しか)めながら思いました笑
まあ、素直に恥ずかしいというのと、自分の今の肉体に自信がないというのが主な理由です。
そう考えると、どこか自分に確信が持てないのは、
肉体としての自分に自信がないからなのでは…
…ふぅ(´-ω-`)
肩の力がスンと抜けるような感触、かなり腑に落ちたのでしょう。
そしてだからこそ、自身のことを裸で表現できる人たちを見て素直に思いました。
…かっけぇぇな( ´,,•ω•,,`)
身体表現でも精神面でも自分にできないことを平然とやってのける人はかっこいいです。
同じようになろうとは思いませんが、こういう表現もありなんだなという衝撃は、これからも忘れずにいたいなと強く思いました。
というわけで、今日はこんな感じです!!
明日はルンドの学生との対話について書いていこうと思います!!