
【天王寺駅】あべのアポロシネマでトップガンマーヴェリックを観る!
トップガンの36年ぶりの続編であるトップガン マーヴェリックが大人気です。
ネットニュースでも「興行収入100億円突破!」という見出しが嫌でも目につきます。
私の周りでトップガン マーヴェリックを観た人々の感想は「めっちゃ面白いで~、絶対にIMAXで観た方がいいで!」でした。
しかし私は肝心のトップガンを見た事がなかったので、まったく心が動きませんでした。
トップガンで知っている事といえば、ケニーロギンスのデンジャーゾーンが主題歌だという事だけです。
学生時代に行ってたパチンコ屋さんでよくかかっていたので、サビの部分を「ハーウェートゥーザー タイムゾーン!」と男闘呼組のタイムゾーンと間違えて覚えていました。
トム・クルーズさんも特別に好きな俳優さんでもないし「アマゾンプライムまで待っておこう」と私は思っていました。
noteの記事を見て気持ちが変わる
そんな私の気持ちが変わったのは、noteでフォローしている河本達彦さんの記事『トップガン・マーヴェリック』をトップ1%のパワータイプに認定の題名を見た事でした。
「な、なに~、トップ1%に認定だって?」
トップ1%と言えば1000本の映画を見た人であれば、たった10本の映画でしかありません。
私が今まで見た映画でトップ1%に入る映画はクリストファー・ノーラン監督の「インターステラー」や王道の「BTTF」などのSFが中心です。
コロナ禍もあって同監督の「テネット」ですら劇場に見に行かずアマゾンプライムで無料で見られるまで待っている所でした。
しかしトップ1%となると話は変わってきます。
「劇場で観るしかない!」
私の気持ちはすぐに心変わりをしました。
心がわりは何かのせい?
あまり乗り気じゃなかったのに。
「キャッチコピーって大事だな‥‥」
つい先日は100時間カレーにもキャッチコピーでやられたところです。
私はキャッチコピーに弱すぎます。
元祖トップガンを観て予習する
そんな素晴らしい映画であれば家族揃って見に行く事にしよう。
奥さんと子供にも「元祖トップガンを一緒に観てから、トップガンマーヴェリック観に行こう!」と誘いました。
「いいよ~!」
みんな快くアマプラで「トップガン」を鑑賞する運びとなりました。
3人でカウチポテトならぬ、布団アイスで再生ボタンを押しました。
すると「米海軍はトップ1%のパイロットの為にエリート学校を設立した‥‥」と字幕が始まりました。
「なるほど、それをトップガンと言うのか!」
私は一人で河本さんがトップ1%に認定した意味を初めて知りました。
さらに主人公がマーヴェリックと呼ばれるコールサイン(あだ名のような呼び名)である事も知る事になりました。
「なるほど、なるほど‥、だからトップガン マーヴェリックなのか」
わたしが「なるほど」と言ってる間に話はどんどん進んで行きます。
トム・クルーズが戦闘機で敵機とバトルして、教官に怒られて、トップガンに行って、バーで騒いで、ナンパして、教官と恋に落ちてと話は進みますがいまいち引き込まれません。
横を見ると、奥さんも子供もスマホを触って既に映画を観ていません。
私は「これ見とかなマーヴェリックの話についていかれへんで」と言いました。
子供は「ちょっと面白くないからお風呂行ってくるわ」と言い残しトップガン前夜祭から脱落してしまいました。
私も「まだ面白くならへんなぁ‥」と思いながら見ていました。
結局、奥さんは最後までスマホを見ながら横眼で鑑賞して、ほとんど登場人物もストーリーも理解していませんでした。
劇場でも「アイスマンて誰?」と言うくらいでした。
よってマーヴェリック鑑賞会に行くのは、「あまり面白くないなぁ‥」と思いながら最後まで見た私と、ほぼスマホを見ていた妻の二人で行く事になりました。
「大丈夫かな、この話を続編でそんなに面白くする事ができるのかな?」
不安な気持ちでいっぱいになった私は、IMAX+500円/MX4D+1200円で予約する気持ちがなくなってしまいました。
ダメージを少しでも減らすためにネットから平日1200円で観る事ができるあべのアポロシネマを予約しました。
トップガン マーヴェリック鑑賞会当日
ついにこの日がやって来ました。
仕事を終えた私はいったん自宅に帰ってから奥さんと二人で天王寺に向かいました。
子供は友達とどこかに行ってしまってました、ミスターインクレディブルを家族一緒に見に行った彼女はもういないのです。
「まぁいいや、夫婦二人で楽しもう」
むかし天王寺ステーションシネマがあった時には、あべちかでとん蝶を買ってブームの過ぎ去った映画を500円で観てました。
そしてあべのアポロシネマは久しぶりですが、ずいぶんと綺麗になっていました。
さらに夏休みなので若者で溢れかえっていました。
我々の観るトップガン マーヴェリックはスクリーン8です。
末広がりの八です、縁起がいいぞ!
予約していた最後列の端っこの席に座りました。
映画泥棒の広告が始まります。
暗くなっても隣のおじさんがスマホをいつまでも触っているので、見回りの係員の人に注意されていました。
劇場に平和が訪れるとついに映画が始まりました。
ここからネタバレあります
始まり方は元祖トップガンと同じような感じです、「米海軍はトップ1%のパイロットの為にエリート学校を設立した‥‥」と字幕が始まりました。
「そうそう、1%です」
おじさんになったトム・クルーズは相変わらず無茶をします。
いきなり命令を無視してマッハ10の戦闘機を飛ばしすぎて破壊してしまいます。
しかしこの始まり方は私の心を鷲づかみにしました。
「コンコルドがマッハ2やのに、マッハ10ってすごいなぁ‥」
その後もペニーという謎の女性が出てきて(予習したのに誰?)、咽頭がんで闘病していた俳優ヴァル・キルマーが大将に出世したアイスマン役で出てきたり、ビーチバレーがビーチラグビーになったり(予習の効果あり)と中々の面白さです。
さらに後半の秘密作戦を実行するところからは、高速で渓谷をすり抜けるシーン、手に汗握るドッグファイト、マーヴェリックのピンチ!仲間を想う気持ち、グースの息子とF14でコンビを組んで戦うシーン、最大のピンチにやって来る頼れる仲間。
めちゃくちゃ面白い!!
暗闇だったので誰にもばれてませんが、最後は涙がぽろりとこぼれ落ちました。
本当に面白い映画でした、久しぶりに映画っていいなぁと感動しました。
誰も死なないで良かった、「ミスト」と大違いです。
素晴らしい機会をいただき河本さん本当にありがとうございました、そしてIMAXで観なかった私をどうかお許しください。
おわり
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