カルパッチョ
BLUECENTURYです。
私事ですがカルパッチョが結構好きでお店で見かけると頼んでしまうのですが、実は本当のカルパッチョは魚じゃなく生の牛肉ってご存知でしたか?
(今は本場でも魚のカルパッチョもあります。後述)
そもそもカルパッチョとはイタリア料理の一つです。
生の牛ヒレ肉の薄切りにチーズもしくはソースなどの調味料をかけた料理の総称となります。
イタリアの画家であるヴィットーレ・カルパッチョが薄切りの生牛肉にパルミジャーノ・レッジャーノをかけた料理を好んだことから、彼の名を取ってカルパッチョと呼ばれているという説または彼の独特の赤色を基調とした作風が、皿に並べられた薄切りの生牛肉の色彩に類似しているためにその名があるとする説、1963年ヴェネツィアでのヴィットーレ・カルパッチョ生誕500年回顧展の期間中に、同地のレストラン「ハリーズ・バー」で考案された料理との説があります。
日本においては生の牛ヒレ肉の代わりにマグロやカツオ、サケなどの刺身を使用したカルパッチョが和洋折衷料理(西洋料理の日本風アレンジ)の代表例となっておりその創作者はレストラン「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」の落合務だといわれています。
カルパッチョの発祥国イタリアにおいても昨今の世界的な刺身ブームの影響を受け生の魚肉を使ったカルパッチョや野菜やフルーツを使ったものも提供されています。