歌が上手いということ⑲
今日も体調がすぐれないので軽めにいきます。
昨日までの記事を読み返して反省することがあったので、その事を書きたいと思います。
何だか途中から音程が正しいことがいいような記事になっていました。
もちろんこれは誤りです。
昨日の記事とも関連している話ですが、音が自分の意志でコントロール出来ているかが上手い下手を決める重要な要素です。
昔の話に戻りますが、そもそも今の平均律が正しいという訳ではないのに、何が正しいのか、という話もありますが。
aikoさんの歌を聴くと良くわかるのですが、12音では表現しきれない音を使って表現しています。音程の変化が滑らかだからそれをあまり感じさせないのですが。
意識的か感覚的なものかは分かりませんが、やはり耳がいいのでしょう。
実際こういう方って意識していない人が大半だとは思いますが、上手い人の歌だと、正確でない音を上手く使えている場合が多い。
ただ、音に正解はありません。不正解はあるけど。
音程が12音以外の音であっても、意識的に使おうと思って使って、思うようにコントロール出来ていれば、全く問題ありません。
まあここで勘違いして変に歌い上げる人も結構多いのですが。
意識的でない不正確な音程が、間違った音程です。
もちろん歌っていて自分でずれが分かる人であれば、改善の余地はある訳で、やはり耳の良さは大切です。
でも耳の良さは先天的な要素だけで決まるものではありません。後から身に付けることも可能です。
もちろん才能を持って生まれるのに越したことはないのですが、かといって後からでも十分に補えるものです。
まあやはりそれなりの努力は必要ですが。
明日の記事は未定です。体調次第ですね。
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