blue but green

時代に左右されない音楽作品を紡いで行きたいと考えて活動しています。 主な作品は各種ストアで配信中、YouTubeでは「blue but green Official YouTube Channel」という堅苦しいチャンネル名で活動中です。 よろしくお願いします!。

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最近の記事

演奏が上手いということ④

歌の話ばかりで恐縮ですが、その内楽器演奏にも入るつもりです。 ただ流れもあるので、このまま話を続けたいと思います。 俳優の歌が上手いかどうか、ということを書いてきました。 まあぶっちゃけ、「歌の上手い人は上手いし、上手くない人は上手くない」と言ってしまえばそれまでです。 まあこれは俳優に限らず、一般的に当たり前の話でしょう。 ただこれだと話にならないし、「俳優の歌」に対する通念に対する回答にはなりません。 俳優は表現力があるから歌が上手いとか味がある、と言われるこ

    • 演奏が上手いということ③

      昨日は広末涼子さんの話を書きました。 で、こういうことを書くと、「俳優」は表現力があるから歌に説得力がある、という人が出てきます。 もちろん一定の優位性はあるでしょう。 ただ「一定の優位性」でしかない。 これがもし「絶対な優位性」であればいわゆる「ボーカル」は必要ない。 全部俳優に歌わせればいい。 でも現実問題としてそうなってはいません。 でも昔からこの、「俳優」は表現力があるから歌に説得力があるという俗説、あるんですよね。 あまり個人を特定するのは好きではな

      • 演奏が上手いということ②

        いきなり話が変わるのですが、昔広末涼子さん、歌歌ってたんですよね。 最近全く歌っていないと思われていますが、実は歌っているんですよ。 JUJUさんの「ラストシーン」のCMで、サビの部分をアカペラで歌ってました。おそらく「聖女」のテーマ曲だったからでしょう。 で、これが見事なんですよ。 物凄く切なく、悲しい仕上がり。 JUJUさんよりいいと思います。 もちろん技術でいったらJUJUさんの方が上でしょう(広末涼子さんもかなり上手いとは思いますが)。 で、広末涼子さん

        • 演奏が上手いということ①

          昨日記事を書いていて思ったのですが、確かにKing CrimsonのRobert Fripp、技術的には世界的に見て最高レベルのギタリストと言っても過言ではないと考えています。 個人的にはもちろん好きなのですが、でも世間的な評価からすれば優れたギタリストとはならないでしょう。 確かに正確で速く、高い技術を持っていることは間違いありません。 でもエモさは全くない。 「人間シーケンサー」だし、たぶんご本人自体そういうものを目指していない。 確かにそういうものを排除して見

          図書館④

          でも図書館って、録音媒体だけではないんですよね。 動画も結構あったりします。 これもまた珍しいものがあったりします。 King Crimsonの「Live In Japan」、レーザディスクであった図書館がありました。 そもそも「レーザーディスク」なるものを見たのはこれが最初で最後かもしれません。 結構でかいんですよ。 やはり昔は技術的な限界で、映像の方が音より遥かにデータ量が膨大だから大きくなったのでしょう。 この時のKing Crimson、いわゆる「Dis

          図書館③

          昨日は何故このアルバムが置いてあるのか分からない例を挙げましたが、自分が理解出来ていなかっただけで、実は理由がある、という作品もあります。 Mike Oldfieldの「Crises」がいい例です。 図書館で借りるまで、このアルバムの存在自体知らなかった。 Mike Oldfieldって「Tubular Bells」の人という認識しかありませんでした。 ただまあ名前は知っていたので借りたんですよ。 でこの中の「Moonlight Shadow」を聴いて、「隠れた名曲

          図書館②

          何故図書館か、という話を書き漏らしていました。 結構昔は本を読んでいたんですよ。 フーコーとかドゥルーズとか、意外と置いてあるんですよ。 蔵書も割とまともでした。 で、あれ?。CDあるなあ、と見てみたら変なCDが満載。 本と違って、明らかに変なアルバムが並んでいる。 それから色々と図書館漁ったんですよ。 Chick Coreaの「Return to Forever」を置いている図書館はありませんでした。ある意味代表作なはずなのに。 その後は名義がChick C

          図書館①

          昨日は昨日とは別の記事を書きたいと思います。 まあ前回の記事の続きはどこに行ったの、という話ですが(汗)。 一応続きは書くつもりですが、一旦他の記事を書いてからにしたいと思います。 まあ気分次第で揺れ動くような存在なので。 でも、このタイトルはさすがに意味不明ですよね。 図書館って本来は本を貸し出すところですから。 でも現実にはCDや映像媒体も取り扱っています。 ただ単にその場でしか聴けない(貸出不可)なところもあれば、普通の本のように、普通に貸し出してくれると

          作曲・編曲175

          日曜日のエイトジャム、前半から不思議でしたが、後半はもっと酷かった…。 酒飲んだ後見たから、間違っていたらごめんなさいですが…。 日食なつこって人、大丈夫なの?…。 G7がいつから、G・B・D・F♭になったんでしょうか…。 F#だったとしてもこれはG△7。 というか、それ以前にF♭ってEと異名同音ですよね。 これはG6です。子供でも分かる話。 しかも下のテロップにはGm7と表記。 これはG・B♭・D・Fですから、これを作った側も大問題。 少しは勉強しろよ、音

          作曲・編曲175

          作曲・編曲174

          今日も予定の記事は書かず、別の話を書きたいと思います。 エイトジャム見てたんですよ。 スキマスイッチの「奏」の話の部分です。 E7の後にAmが来る、これって当たり前のことじゃないですか。 なんでこんな話が出てくるんだろう…。 ハ長調であれば、イ短調は平行調であり、イ短調のドミナントはE7なのは当たり前。 ⅤーⅠmでしかない動きですよね。 だから普通にハ長調でも使われるし、セカンダリードミナントでもあるから、他の調性でも頻発するはず。 特に日本の曲では頻発するも

          作曲・編曲174

          作曲・編曲173

          本当は別の記事を書く予定だったのですが、緊急差替えです。 某全国紙の速報版に、YOASOBIについて書いてありました。 音楽評論家と称するスージー鈴木とか言う人が良く分からないコメントを書いていた。 YOASOBIのコード進行の特徴がいわゆる「王道進行(Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm)」だそうです。 こんな曲はいくらでもあるじゃないですか。 何しろ「王道進行」ですから(笑)。 前から書いていますが、YOASOBIをYOASOBI足らしめたのはJust The Two Of U

          作曲・編曲173

          作曲・編曲172

          昨日書いていてふと思ったのですが、これまでストリングスアレンジについて書くことが多い一方、ホーンアレンジについて書くことがほとんどないことに気が付きませんでした。 まああまり金管系の音が好きではない、というのはあるのかもしれません。 ただサックスは金管じゃないですよね。でも一般的に「ホーンセクション」の中の楽器として取り扱われることが大半。むしろメインどころに近い。 実際に素材とは関係ありません。名前と違って。フルートだって今はほとんど金属性なのに、「木管楽器」ですから

          作曲・編曲172

          作曲・編曲171

          今日も脱線気味ですが、昨日の続きを書きたいと思います。 個人的には「譜面なんてくそくらえ」と思っているのですが、譜面がないとダメな人達も存在します。 本人の能力とは関係ないところで…。 以前にも書いたことがありますが、ストリングスアレンジってプロの編曲者でもほぼ外注です。 というのも、奏法の指定まで記載する必要があるからです。 ただ譜面を書くだけであればそれほどのことではありません。 ストリングスアレンジは、単に五線譜に音を並べればいい、というものではないからです

          作曲・編曲171

          作曲・編曲170

          今日は続きを書くつもりでしたが、予定変更します。 その理由は単に今書かないと「忘れそうだから」です(笑)。 近年竹内まりやさんの「プラスティック・ラヴ」が最近もてはやされてますよね。 ある意味「J-Pop」を世界に押し上げた曲と言っても過言ではないでしょう。曲自体が好きかと言うとそうでもないのですが。 機会があればその理由については説明したいと思います。 ただ、以前にも書いた通り、山下達郎さんと結婚する前の曲はぱっとしていなかったんですよ。 で、前にも取り上げたの

          作曲・編曲170

          音楽は儲かるのか51

          またこのテーマに戻ったのか、と思われるかもしれません。 ただ話としては、この前も同じテーマを扱っているので、戻った訳ではありません。 どちらかというと寄り道したイメージです。このタイトルの記事よりも自然な話のような気もしますが、それは単なる話の流れです。 まあ品のいいタイトルではないので、前3回の方が読みやすいとは思いますが。 ただ、かなり重要な話であるとも感じています。 オリジナルってそれだけ苦しいんですよ。 一方でボカロPっているじゃないですか。米津玄師さんも

          音楽は儲かるのか51

          作曲・編曲169

          今日は別の記事を書くつもりだったのですが、余裕がないので別の話を書きたいと思います。 最近今井美樹さんの「半袖」を聴くことが多い、と書きました。 正直、自分自身のセールスにとってプラスの行為ではありません。 マイナスではないけれど。 歌詞の秀逸さはここに書いた通りです。 ただここに書いた通り、曲と編曲も秀逸です。 特に編曲はここまでなかなか出来ない。 この世界では馬鹿の一つ覚えのように、リズム隊を入れなければいけない、と思っている人が大多数。 でもこの曲、ピア

          作曲・編曲169