MV②
あまりここでは触れていないのですが、たぶん日本の「バンド」で一番好きなのはL'Arc〜en〜Cielです。
基本J-POP的な要素を感じないんですよね。
もちろんJ-POPが嫌いということではないのですが、日本のバンドって、ほぼほぼやっている音楽はJ-POPじゃないですか。
そういう要素がこのグループにはあまり無いんですよね。
それがどうした、的な気概を感じます。
曲自体にもあまりJ-POP的な要素を感じさせない。日本のバンドでは稀有な存在でしょう。
あ、MVの話ですね。
やはりMV、良く出来ているんですよ。
世間的には「HONEY」が代表作になってしまっているけど、やはり本来の代表作と言えば、「虹」でしょう(個人的に一番好き曲は「Pieces」です)。
音楽的な面は今日のところは置いておきます。
あの「MV」、明らかにナチスを意識していますよね。
馬の仮面を被った男達が、楽器を火の中に捨てていくシーンがあるじゃないですか。
「焚書坑儒」かもしれませんが、やはりナチス「退廃的」な芸術に対する取り締まりは厳しかった。
これはヒトラーの芸術に対する劣等感の現れとも言えると思いますが、あの当時ロックが存在していたら、即抹殺でしょうね。
古典的なものを称賛し、新しいものを排除する、ナチスの特徴ひとつと言ってもいいでしょう。そのことを「比喩」で上手く表現している。
で、メンバーの衣装が逆に「ナチス」的なんですよ。
それによって、逆説的に「ナチス」を意識させる。
でも結構気になっていることがあるんですよ。
tetsuyaさん、貼り付けられているじゃないですか。
で、色々考えてみると、tetsuyaさん、他のMV見てもビルの屋上から落ちたり、hydeさんから刺されたり、いいことないんですよ。
リーダーとしての責任感なのでしょうか…。
それとも…。
まあ明日からは普通に書くつもりです。
結果の保証は出来ませんが。