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2020年1月の記事一覧
人生の終わりにいい人生だったと振り返る余裕はないのかもしれない
先日、祖母が亡くなった。最後になるかもしれないと病院にお見舞いに行った夜、私が帰った数時間後に息絶えた。
口腔癌を患っておりリンパなどにも転移があったようだ。高齢だったし認知症も患っており、どの道弱っていくことになるのは素人が見ても明らかな事だった。
お見舞いに行った最後の日の彼女は息をするのも苦しそうで、意識も朦朧としているようだった。その中で、彼女は自分の生きた人生を振り返っただろう
遅ればせながら新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
この言葉を言えるのは一年でこの時期だけで、新年を迎えられたという事だけで素晴らしいという事だ。
子どもの頃からこの言葉を言う度に違和感を覚える。わけもからず「どこそこのお宅へ伺ったら『あけましておめでとうございます』って言うねんで。」と言われ、頭の中からその一文を引っ張り出しては口から出すという一連の動作をしていた。
これは大人になった今も続いていて