ぼくはお金を使わずに生きることにした(読書感想文)1
こんにちは〜😊青野です。
ぼくはお金を使わずに生きることにした
マークボイル著 吉田奈緒子 訳
の感想文です。私は、図書館が遠く、予約待ちが苦手なので、90%本は買っていますが、不思議な御縁なのか、借りることに。
私には、変な癖がある。良いなー。と思った本を、本屋さんで(今日もあるある)と安心して買わないで、後悔することがよくあります。まさに、この本がそうでした。
紀伊國屋書店で、平積みされていて、いつも表紙の半裸のおじさんを確認しては、なんとなく、買えないでいたのです。
発売から、数年後、やっと出会えました。
家族が、市の図書館データを調べてくれて、借りてくれました。ありがとう。
そう、この欲望の二重の一致。こんな便利な言葉があったなんて。
それは、着物を着る人にも、よく起きる現象だ。着物は、特に絹は、新品で誂える人が一番自由度が高く自分好みに作れるが、高価な買い物になる。
それで、ずっと箪笥の奥にしまわれて、主が亡くなったとき、大量の着物をどうするか遺族が、頭を悩ませることになる。
着物の交換会なども都会では、開催されているようだが、提供したい側がたくさんで、欲しい人が少ない。それもそのはずで、ピンクの色無地、留めそでなど、着ていく場所と機会が極端に減った。あげたい高齢者はいても、欲しがる若い人が少ないため、需要と供給が一致しない。欲望の二重の一致どころか、一方的にあげる貰うの、一重の一致さえ、ままならない。
お金がないと、その分、労働が増える。著者は、きのこで紙を作ったり、インクを作ったりしている。(きのこでインクが作れるのは初耳でした。)
私は、このジャンルの本が好物だ。こんな壮大な実験をするひとに憧れる。男だったら、ヒッチハイクもできるし、夏エアコンも入れずに、上半身半裸でも許される。
でもなー。と思うことは、田舎生活で、お金を使わず、人と接することなく、孤高に生きれると思う人がいたら、本書を読んでほしい。都会より、ずーっと人間関係が濃密で、コミュニケーションスキルが必要になる。
都会の移住者が、カメラの趣味を持っていて、現像も自分(移住者)でできる情報を聞きつけた地元の人が、「写真を現像して」と頻繁に頼まれるので、嫌だ。という話を私は聞いたことがある。
これにこれに関して、どっちが、正しいとか、マナーが悪いとか、ジャッジするつもりはない。(今はもう、デジカメだからそのような頼みごとはなくなっているようなきがするけれど)
お金を使わないと、人との意思疎通に、とてつもなく決断力が必要で、それが楽しめる人はいいけれど、それが厄介だと思う人は、やめたほうがいいと思う。
私は、いろいろ考えたり、実験するのは大好きだけれど、外出して疲れたら、スーパーのお惣菜を買って、ありがたくいただくし、飛行機は作れないから、チケットを買って、飛行機にのって旅行をするし、温泉は掘れないから、お金を払って入浴するし。やっぱり、お金って便利な道具だな。と。
道具に良いも悪いもない。良い使い方と悪い使い方があるだけ。包丁は、料理も作る道具でもあり、人を傷つけることもできる。それと、同じこと。
フリースキルの集い
フリースキルの集いとは、その名のごとく、ただで自分の知識や技術を教えあうというもの。
さっそく、私に実践の機会が訪れた。私が、友人に中国語を教えることになった。昨日は記念すべき第1回目。彼女はすでに、携帯で中国語学習アプリで学習しているが、ピンインが読めないのと、4声がわからない。
私は、中国語検定4級のポンコツなので、偉そうなことは言えないし、マックスやる気のある生徒でも、教えられないのだが、、。
地味な発音の学習は、あまりやりたくないようだ。中国語は、発音が命。
だと、思うのだけれど。加えて文法も大事だ。
私は、インプット大好き人間なのだが、アウトプットは苦手な人間だと思い知らされる1日になった。
彼女は、ただ私と、コミュニケーションをとりたかったのかな。
彼女から、授業料という名の、シフォンケーキをいただき、人生最大の体重増加に寄与したのである。
お金のない、彼女のいない男性に朗報です。
サイゼ問題も、些細な問題です。
「ぼくと野いちごを摘みにいかない?」
これで、ピクニックデートができること間違いなし!?
ちょっと、文章が長くなったので、今日はここまで。
それではまた~。
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