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0663 ニュースの右往左往

ウェブライターになりませんかという広告がやたら出るようになった。
文章を書くことが仕事になれば、それは自分の性に合っていてとてもいい気もするのだが、仕事は仕事、趣味は趣味と分けたいタイプなので、何かを書いて得たお金で生活するのは、多分無理(生活費を稼げた前提として)
(お金をもらっても、自分の興味ない文章は書きたくない、というのはつまりそういうことなのだろう)

さて、そのウェブライターというのは、企業等から依頼を受けて記事を書くようだ。
ネットニュースはそういうライターの記事が多いように見受けられる。
そういう記事の評価はどれだけ見られたか(最後まで読まれたか、は分かるもの?)と思われるが、そうすると、流行りに乗った記事でないとダメなわけだ。
流行りものの記事というのは、事実ではないけれど、知りたいと思っていたことをそうだよ、と言ってくれる記事になる。人間は欲しい情報に飛びつくものだ。

なんとなくの感覚であるが、まずこういうネットニュースが先制する。
それを追うように大手新聞社が追随して記事にする。
しばらく燃え上がる。
そしてまた、次のはやりが生まれて、みんながそちらに走る。

でも、世間ではそこまでいうほど、そこの事柄に騒いでいないこともある。批判の声が大きかった工事やイベントなどが実際始まったときは、もう大きな声の人たちは撤収済みなのだ。

そうなると、やたら大見出しの、集中的に投下される、短期的目線の記事は事実ではない気もしてくる。
これもまた個人的感想として、日経新聞はその波がほぼない気がする。割と長めの視点、経済という視点なので、「そうであってほしい」現象はあまり起きない。

別に日経を推しているわけではない。
ただ、大半のニュースが「実はそこまで誰も注目してないんじゃないかな?」と疑問に思ったまで。
最近はニュースを見なくなったという傾向もあるようだから、もう何が何やらだ。
自分の情報網を信じるのみか。

一番そこが自信がない。

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