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京都旅行備忘録 その5ー2日目 観光

どんどん時間が過ぎてしまい、その間に京都旅行以外にもあれこれ書きたいなあと思うこともあったのですが。

記憶があいまいになってしまう前に京都旅行の記録を残しておこうと思います。

お時間があったらこれまでの記録も是非こちらから。

二条城近くのなか卯でしっかりがっつり腹ごしらえをした私たちはJR二条城駅へ徒歩で向かいます。

朝から快晴の京都、1時過ぎには気温もあがり日本に来てから初の夏日です。

日陰を探しながら歩きますが、じりじりと上からそしてアスファルトの照り返しでとにかく暑い。

途中小さな寺院や神社があり涼をとれる場所を探してはみるのですが、どちらも日が燦燦と照っていて、涼しそうな木陰なし。


駅に向かう途中、寄り道。でも日陰なし

自動販売機で飲み物を買いながら何とか到着です。時間帯もあって人もまばらできれいな駅。見た目には非常に涼し気。

そこから山陰線で嵐山へ向かいました。

途中車窓から太秦映画村を通り、

ここが映画村だよ。小さな江戸の町みたいなセットがあって映画や時代劇はここで撮影されたりするんだよ。

とざっくり説明する私。最初映画村も旅程に入れていたのですが、入館料が高いのとどれだけ子供たちが興味を持ってくれるかで、残念ですが落選。立ち寄ることはしませんが、若干電車から見えるので何となくどんな場所化はわかるかなあ?


乗客も少なく静か。ちょっとリラックス

乗車時間12分ほどでJR佐賀嵐山駅到着です。

駅周りにはすでに旅行者が大勢。何となくみんなが歩いているので、その人の波に参加しつつきっとこっちだよねえと言いながら歩きます。


駅からの道のり、すでに観光客増

嵯峨野らしい竹林もどきの小道を歩いていくと天龍寺裏入り口に到着。


天龍寺とその庭園

もうお寺もいいかなあと思ったのですが、次男のせっかくだからにまた説得され、庭園へ。

こちらも結構な賑わいでしたが庭園が広いこと、さらに大きい寺院内の観覧に分散されるのでそれほど混雑はしていませんでした。


どこに行っても紫陽花が綺麗

庭園はアジサイを中心に季節の花や生け垣がきれいに管理されていて歩いていて気持ちがいい。ほどよく風も吹き、あまり興味を持てなかったお寺の散策もとても楽しく、また次男坊に一本取られました。


ここだけ少し時間がゆっくりな気が

建物の裏側から入り表に回ると母屋の正面の日本庭園はとても立派で池があるおかげで少し涼しい。開け離れた本堂も大きなドアや窓が開け放たれていて縁側で涼んでいる人が沢山いました。

日本の建物は本当にいいなあと感じることができる場所でした。


小紫式部 名前も綺麗

きれいな庭園を満喫した後は、また裏門から出て、次の目的地竹林の小道へ。

私が修学旅行できた時は、竹林の小道も渡月橋も旅行者がほとんど見当たらず、静かで涼しいイメージだったのですが。


すごい混雑に、げんなり

竹林の小道はもう人であふれていて、立ち止まることもままならず。

写真を一枚と立ち止まると、子供たちが

写真なし、止まらない!

と叫びます。そうだよね、これ撮っても人ばっかり。

それでも何とか写真を撮ろうと所々で何人かの観光客が頑張って写真撮影をしているのですが、その部分だけ交通渋滞。

こんなんだっけ??

この竹林の小道も子供たちに見せたかった私の大好きなスポットだったのですが、思いがけない変化に戸惑ってしまいました。

それでも。それでも、やっぱり竹林は素敵で、あんなに人であふれていたのに若干すずしかったし。

結局ここで竹林の小道おしまい、みたいな端っこでそれらしい写真を何枚か撮り、終了。

ちょっと混雑も緩和されてる竹藪の端っこ

渡月橋へむかいます。

途中公園内を通ったので涼しく散歩することができたのですが、川沿いの道に出た途端激しい日差し。

慌てて日傘をさしますが、遠くに見える渡月橋はかわらずきれい

だったのですが、でも何かが違う。

こちらもびっくりの賑わいで、特に橋の付け根は竹下通りかと思う勢いで旅行者が歩いていました。

人力車も客呼びに一生懸命。何組か交渉中だったり、交渉成立していたり、まあ慌ただしい。

人混みと暑さでもう限界の私たちはそこでお店に入りかき氷で涼みました。

全然静かじゃないじゃん。

と子供たちに文句をいわれましたが、だよねえ。。こんなはずじゃなかったんだけど。

修学旅行で一日自由行動があり各グループ事前に行き場所を調べて自分たちで日程を立てたのですが、私たちのグループが決めた場所は嵐山。

その日の終わりに仲良しの友達とここにしてよかった、また来ようと熱く話したのを昨日のことのように覚えているのですが。。だから子供たちにも熱く語り、是非見せてあげたかったのですが。

もうあれから30年近くがたっていて、私の記憶は完全に時代遅れになってしまっていたようです。

ここで少し元気がでたので、渡月橋を渡ります。


やっぱり渡月橋は素敵でした

橋の上は風が通るので気持ちがいいですが、再び日陰なし。更にこちら普通の橋なので2方向に車の通りが普通にあり、両側の歩道もかなり人がいるので慌ただしくもあり、残念ながら情緒を楽しむという感じではありませんでした。

特別なものがあるわけではないのですが、せっかく橋を渡ったのでこちら側でも何か観光できるところはと次男が調べると、法輪寺というお寺が高台にありました。

混んでいない方側から一枚


ちょっとしたハイキングみたいな裏道はうっそうと茂る大木のお陰で真っ暗。涼しい風の吹いてなかなかいい感じでした。急な小道を登っていくときれいに整備された山門へ。

ここから石段を上がると法輪寺が静かに迎えてくれました。向かって右側に小さな見晴らし台。渡月橋や嵐山を上から眺めることができました。


見晴らしよし、観光客なし、
気持ちのいい見晴らし台

ゆっくりお参りをしてから石段を降りて、正面から下ります。

渡月橋の河岸に木陰を見つけて一休み。ポツポツとある木陰はそれぞれ周辺の人混みから逃げてきたグループが休憩中。

川沿いはやっぱり涼しい。

さくっとお買い物もして再びJR嵯峨嵐山駅へ。

途中何台かあった自販機が子供たちの大好き100円ドリンク。いろいろ観光名所を回って、この価格の変動を学習しているので、一番高い飲み物の180円。静かな住宅地ではこの低価格。

もちろんここでまた一つずつ購入して電車に乗る前に水分補給です。

電車で京都駅に到着したのが5時半。

バス出発の9時50分までは5時間弱。さあどうしようということで、駅から歩いて行ける東寺へ。


日没直前

観覧時間はすでに過ぎていたので、外壁から写真だけ。この五重の塔は修学旅行中滞在先のホテルから見えて、すごく印象に残っていたので変わらない建物にまた帰ってこられてよかったなと思いました。

最後を飾るのにふさわしかったと思います。

小学生グループや帰宅途中のサラリーマン風の男性がスーツで自転車に乗って五重塔を通り過ぎたりすると、気取った京都じゃない日常な感じがとてもいいなあと思いました。

さあ、ここからはどうやって時間を潰すか。

一気に書いてしまいたかったのですが、随分長くなってしまったので、とりあえず今回はここで終了。

最後の数時間はまたこの次に。ずるずる長くてすいません。

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