たのしみは
夏の夜空を
あざむきし
蛍の色を
風に見る時
たのしみは
月のテラスで
星々と
銀のピアスの
音を聞く時
たのしみは
ひとりびとりの
胸に生う
明け初める世の
光みる時
たのしみは
ひとつひとつの
花たずね
淡き色の差
読みて笑むとき
『独楽吟』って、もともとは"身近な暮らし"を詠んだのがその特色なのですが、物語風になりました。
「たのしみは」で始まり「時」で結ぶというお約束。つくりやすくて楽しいです。よかったらお試しあれ(^^)/
※個々の歌に連続性はありません。(たぶん)
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