光あれ|短歌
光あれ
朝顔が云う
その青は
あくがれ明かす
朝(あした)の祈り
あくがる(憧る):
魂が身を離れる。ぼんやりする。
→現代語の「あこがれる」に転じる
明かす:夜の明けるのを待つ
* * *
朝顔は、日没の10時間後に開花する...
と聞いてから、
朝顔がますます愛おしくなりました。
朝がきたから咲く...のではなく、
暗闇の中で時を数えて咲くのですね。
そしてもうひとつ。
全体のつるの向きにかかわらず、
必ず空を向いて咲くのも
毎朝の喜びです。
蕾の時から、
蔓をぐいっと曲げてまで、
ちゃんと空を向くのです💕
蕊のところに光が灯っているみたいなのも🙆
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