話したい人、聞きたい人

〜なんだ、とか、〜なの、
っていう言い回しって、日本語っぽい。

主語がないから、

あなたって、〜なんですか?/〜なの?
という相手への質問なのか

って、〜なんだよねえ。/〜なの。
という自己紹介なのか

話していると、ときどき
どっちなのか分からないことがある。

そういうとき私は、「私(のこと)ですか?」
と一度聞いてしまうけれど、
自分に質問されていると捉える人がいる。

そういう人は、「自分が話したい人」
であることが多い。
話を聞いてもらうことや、自慢話が好きで
聞いてくれる人が周りに多いから
質問されることに慣れているのだろう。

逆に、「へぇ、そうなんだね」と、
私のことを話していると捉える人もいる

そういう人は、「人の話を聞きたい人」
であることが多い。
会話の中で、自分の話をするより
質問を投げかけることの方が多く、
相槌を打つことに慣れているのだろう。


同じ自慢話ばかりするオジサマや
頭がカタめな方の理系など
ちょっと鬱陶しい人はだいたい前者で、

会話というのはキャッチボールだから
お互いに後者のマインドを持っている方が
話していて心地がいいと思う。

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