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【読書感想】『ライティングの哲学』「書くこと」から赦されたい。

仕事がら長文を書く。なにやら細かいことを、なるべく正確に、沢山書いている。書かなければいけないことは沢山あるのに、全く書けなくなってPCの前で固まる。

この本は、4人の著者達が各々抱える「書くこと」のしんどさや、しんどさを克服するために何をしているかを共有しあう本だ。

自分の仕事上での文章は、この本の著者の方々が日々行っている「執筆」とはまた違うものかもしれない。でも、「書くこと」への苦手意識が少しでも薄れればいいなと思いながらこの本を読んだ。実際救われた。いや、赦された。

特に印象的だったのが、参加者の全員が、白紙のwordに一から文章を書くことに恐怖を感じていることだった。わかる。とてもよくわかる。これから自分が書くことになる膨大な量に気圧されて、全く書けないこともある。

じゃあ著者達たちは一体どうしているのかというと、「極力wordを使わない」らしい。最終原稿はwordで編集するのだけど、その前段階、構想段階で他のソフトをつかって無数のメモを作成する。その後、使えそうなメモを組み合わせたり、順番を入れ替えたりするのだそうだ。wordで一から文章を書き始めると、文章の接続や、論理の気にしすぎから執筆が進まなくなって、最終的に発狂する。これも思い当たる節がある。

自分もためしにメモ用のアプリを使ってみることにした。名前は「obsidian」。PCからでもiphoneからでも使える。
以下、このnoteを書く前、『ライティングの哲学』を読んだ後、obsidianに書き殴ったメモを載せる。いや、メモとも言えないなにか。恥ずかしいけど折角なのでほぼ原文でどうぞ。

obsidianを使ってみることにした。
使い方が全然わからない。
日々気付いたことなどをここにかいておけばいいのだろうか。
例えば後からメモの中身を検索できる?
iphoneアプリもあるらしい。
本の感想をメモしながら読むのよさそう。
映画はメモしながら観るのは難しい?
世の中の偉い人?クリエイティブな人?はメモをいっぱいとるらしい。
形から入ってみよう、憧れがあるから。これマザーテレサの格言っぽいな。

ライティングの哲学を読んだ。
白紙のwordを怖いと感じるのは自分だけではないらしい。
千葉雅也さんの原稿がとても好みだった。
詳しくは知らない人だが、きっとすごく賢いし、硬い文章だってかけるのだろう。
そんな人があえて?崩す文がとてもかっこよい。
あとシンプルに話が面白い。会社の東大卒の先輩の雰囲気に近い。
高学歴の人はみんなそうなのだろうか。
普段仕事では、正確な文章が求められている。
noteは極論脱字してもいいし、意味が分からなくてもいいし、何を書いてもいい。癒し。
でも自由に書いていいnoteのような場所を持つことで、普段の硬い文章を書くことに対しても新鮮味というか、面白さを感じるようになる気がする。

千葉雅也さん小説も書いてた。読んでみたい。
読書猿さん、執筆に対してというか、人間に対してというか、とても熱い人なんだなって思った。

そういえば、執筆業の人はみんなタイピング早いんだろうか?ブラインドタッチ?俺はできない。
仕事の話に戻そう。なんとか仕事を楽にできないかな。
wordで書くのをやめてみようかな。無料のエディター?メモ帳?アウトライナー?を導入してみようかな。マジで一から書き始めるのしんどいから、いや、頭から順番に書くからしんどいのか?
とにかく小分けに書いたり、構成から考えたりしてみよう。
そもそも参考文献を読む段階で、ただ線を引くだけでなく、メモ?として文字おこしするべき?

てかそもそも今日のデイリーノートってところにこの文章書いてるけど、場所はここでいいのか?日付が変わったらまた新しいメモがつくれるようになるのか?謎だ。でもタイトル考えなくていいし、いつかいたかわかりやすいしこれでいいのかもな。めちゃくちゃひらがなだらけになっちゃった。読み返しづらそう。もうすぐ1000文字だ。普段のnoteの文字より多い。普段の…note?4つしか記事ないのに?これで5つ目なのに?そろそろnoteのほうでこの本の感想書こうかな。このメモもなるべくそのまま載せてみよう。

2025/07/06 obsidianに書き殴ったやつ

これを仕事に応用できるかは未知数だが、なんかとてもスッキリした。


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