自分の為だけにケーキを2個買い、ご機嫌を取る
自分の為だけにケーキを2個買った。
人生初体験である。
3連休、夫が娘を連れ帰省したので、ひとり時間が与えられた。
私のボーナスステージだ。
そのステージのお供にケーキを二つ買うということをずっと心に決めていた。
ケーキを求めて、梅田の百貨店をぶらぶらと歩くも、
どこも800円前後で
「ケーキってこんなに高かった?」
と驚いた。
今が旬のマスカットも食わず嫌いで食べたことが無く、
あちこちのショーケースに並んでいるが全く興味がそそられない。
昔からケーキと言えば、チーズケーキとショートケーキの苺以外の部分が好きな変な子どもだった。
苺は、一緒に食べる相手の母や友達にあげていた。
3年前に苺を食べれるようになり、ようやくショートケーキを丸々食べれるようになった。
ということで、今回hチーズケーキとショートケーキをチョイス。
2日に分けて食べた。
ひとり時間の幸せとケーキの美味しさとを噛みしめる。
のんびりとした時間が嬉しくて、まさにマグカップのムーミンたちのような感じで、己の体をハグするような気分だった。
二日目はカーテンを作る作業の合間の休憩にチーズケーキを食べた。
はああ、やっぱりチーズケーキ美味しい…
ベイクもレアもスフレも全種大好き。
おかげで寝室のカーテンも無事完成した。
己の性癖が歪んでいるのか、ケーキをフォークで刺してきれいな形が崩れていく写真が好きだったりする。
すごく気持ち悪く言い換えると、
美しいものを自分の手で崩すことに快感を感じる。
自分で書いてて、ぞわっとするな、こわい。
もちろんケーキ限定です。
世の中の美しいものは、そのまま美しいままでいてほしいと心底願っておりますとも。
話が脱線した。
与えられたボーナスステージは、
クマ取り手術をしたり、実家に泊まったり、夜遅くまで出かけたり、学マスしたり、ルンルンの配信アーカイブを聞いたりしていたら、あっという間に終わってしまいました。
久々に家族に会うと愛おしさが溢れますね。
よく恋愛で、「会えない時間が愛を育てる」とかなんとか言ったりするけれど、それに近いものがあると思う。
ずっと一緒にいると、相手の行動にネガティブな感情を抱きがちになるので
、たまに離れ離れになるというのは、いいことだと思う。
時々、こうやってボーナスステージをくれる夫や子どもや向こうの家族に感謝である。
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