
プログレとは何だったのか?その1
プログレッシブロックを略してプログレという。今は姿を消してしまったけど、私が洋楽を聴き始めた80年代にはまだ70年代プログレが幅を利かせていた。ピンクフロイド、ELP、イエス、ジェネシスなんかかな。
ピンクフロイドは空中分解していて、リーダーのロジャーウォーターズが脱退したところだった。残りのメンバーでも普通にピンクフロイドは存続可能なのでレコードを出していたが、全然ピンとこなかったのを覚えている。
ELP(エマーソン、レイク、パーマー)も空中分解していて、ドラムのカールパーマーが脱退していた。その代わりにコージーパウエルが参加して、ELPのPの頭文字を何とか死守した。個人的に聴いてみたが引っかからず。
そんで当時は洋楽を聴いているいないにかかわらず、誰でも聴いていたのがイエスのこの曲で、松田聖子を聴いて中森明菜を聴いてイエスを聴くみたいな勢いだった。いろいろものすごいメンバーチェンジがあったのは後で知った。
イエスとのれん分けしたバンドのエイジアだ。ロンリーハートほどヒットしていなかったが、まずまず頑張っていたと思う。懐かしいと言えば懐かしい。
変な感じだったのはジェネシスの方でフィルコリンズという大スターのバンドだったんだけど、フィルコリンズはフィルコリンズでもうすでに名前が超有名になっててジェネシスって何?という感じだったのを覚えている。冗談抜きでフィルコリンズがふざけてるのかと思った。
この曲なんて早見優を聴いて小泉今日子を聴いてフィルコリンズを聴くみたいな感じだったと思う。洋楽以上の存在感だった。
個人的には何といってもこれ。元ジェネシスのピーターガブリエル。このアルバムはよく聴いたし、発売した当初にレコードも買った。一般的な知名度はそれほどでもなく、町のレコード屋で購入してるときに学校のやつに会って「誰これ?」と言われたのを覚えている。この頃はもう松本伊代を聴いて薬師丸ひろ子を聴いて、、、みたいなことはなかった。個人的に洋楽オンリーになっていた。
変わり種はこれで、元ジェネシスのギタリストのスティーヴハケットと元イエスのギタリストのスティーヴハウが結成したバンド。ヒットしてチャートインしてレコードも借りたが、当時はほぼ偶然聴いたという感じだった。この曲の瞬間的にプログレになる所が当時は好きだった。
いろいろ書いたけどプログレでも何でもない感じになってしまったので次回はプログレについて書こうと思う。
つづく。
おしマイケル。