市民の散歩道は桜の名所、春の東川緑地公園を歩く
新幹線「のぞみ」も停まるJR徳山駅周辺には、周南市立徳山駅前図書館や新しくできたTOKUYAMA DECK(徳山デッキ)など暮らしに直結した施設が集まっています。
そんな中心部を東に7分ほど歩くと、南北に東川が流れています。
小さな川ですが、徳山湾の後背の山から湾に流れこむ自然豊かな川です。
徳山駅から徒歩7分、全長620mの川縁の小道
河口近くJRの線路付近から、県道347号線(下松新南陽線)までの620m。
東川沿いに整備されているのが、「東川緑地公園」です。
私もお気に入りのパン屋へ出かける時など、わざわざ公園の中を通ります。
この東川緑地公園、子育て真っ最中の頃には、子どもを連れて散歩に訪れていました。
川の流れは、記憶よりもさらに澄んでキラキラ光っている気がします。
子育て中には心にも留めていなかった、彫刻の作品。
子どもの安全に気を配ることで精一杯だったのでしょうね。
地域で清掃活動されている様子がわかる花壇の様子。
久しぶりの周南市の生活で、「こんなものもあったのか」と新たな魅力を発見しています。
桜の影で和む昼下がり
2024年(令和6年)は、桜の開花が例年より遅れ気味です。
4月1日のお昼時に、東川緑地公園を散策してみました。
ちょうど昼休憩の時間です。
サラリーマンの方も、川辺で桜を見ながら休憩されています。
藤棚の下では、地域の方々がテーブルと椅子を広げて談笑中。
日頃から定期的に集まっておられる様子で、お弁当と飲み物を片手に和やかな雰囲気でした。
東川緑地公園の河口近くには、JR山陽本線と山陽新幹線が通っています。
ブランコのある小さな公園もあるため、お花見がてら新幹線見物もできるスポット。
わざわざ遠方にお出かけしなくても、暮らしのすぐ側に季節を感じる場所があるのが周南市中心部の魅力です。
こちらは公園の中間地点にある遊具。
ポカポカ陽気に誘われて、近所の方が遊びに来られていました。
夜桜の下で花見の宴
4月1日の夕方から周南を離れていました。
帰宅したのは、4日の深夜。
桜が気になりつつ、東川緑地公園に出かけられたのは5日の夜でした。
金曜日の夜桜です。
満開の桜に、市民の皆さんも足を止めてカメラを向けています。
仕事帰りにフラッと立ち寄りカメラを構える人。
高齢の家族の手を取り親子そろって、小道を歩く人。
思い思いに過ごしています。
道幅が広い場所や、ベンチではバーベキューを楽しむ人の姿が見えます。
スーパーで購入した焼き鳥を大量に抱えて、家族のもとに駆け寄った男性の姿も!
満開の桜の下で、笑いの絶えない桜を楽しむ市民の姿がありました。
周南市の春の風物詩
市内中心部にあり、市民の普段の暮らしの中に溶け込んでいる東川緑地公園。
桜の季節、思い思いに仲間や家族と過ごす姿が見られました。
駅中心部から徒歩7分で始まる、市民の憩いの散歩道。
自然との距離が近い周南市の春を、ぜひお楽しみください!
【東川緑地公園の情報】