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あつあつを召し上がれ
ありきたりでない深い感動を誘う7篇の物語
昨日訪れた図書館で、食にまつわる本のコーナーができていて、借りることもできるらしい。
そこで、2冊借りた中の1冊。
『あつあつを召し上がれ』
小川糸著(新潮社)
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子供の頃から読書感想文が嫌いだった。
だから、読んだ本についてあれこれ書くことはあまりしないのだが、この本の食べ物の描写は美味しそうで好き。
7篇のタイトル
バーバのかき氷
親父のぶたばら飯
さよなら松茸
こーちゃんのおみそ汁
いとしのハートコロリット
ポルクの晩餐
季節はずれのきりたんぽ
一つ一つの物語に、どこかしら、切なさ、悲しみ、後悔などが混じっていて、
単純に
美味しくて
幸せ
という世界観ではない。
『親父のぶたばら飯』は、ストーリーも好きだが、私個人としては泣ける。(内容が分かってしまうから理由は書かない。)
そして、そこに出てくるお店が実在するならば訪ねたい。
『さよなら松茸』は、読み終わった後、どうしてそうなってしまったんだろう?と少し登場人物に聞いてみたい。
『こーちゃんのおみそ汁』や『季節はずれのきりたんぽ』は改めて大切な人との時間を大事にしたいと思わされる作品。
(どれも、なんだけれど特に)
さらっと読めるし、これは読んでよかった本。
こちらの本も読んでみたくなった。
感想はあまり書きたくない
7篇を読んで、
やはりいろんな感情は湧いたのだが、それをあえて他人に知らせなくていいと思っていて。
だから子供の頃から読書感想文が大嫌いだった。
言葉で話すのはまだいいけれど、文章にするのが嫌。
そんな訳で細かい感想は書かない。
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他に借りた宮部みゆきさんの『理由』はいきなり4人も殺される殺人事件で分かってはいたものの何だか進まない。
今みたいに疲れている時は、
ほっこり
あたたかい本が読みたい気分。。。
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