黒鳥ジャーナル(水谷川優子&黒田亜樹)

昨日はミラノ、今日ベルリン、はたまた明日は東京か?!チェリスト水谷川優子とピアニスト黒田亜樹からのメッセージ

黒鳥ジャーナル(水谷川優子&黒田亜樹)

昨日はミラノ、今日ベルリン、はたまた明日は東京か?!チェリスト水谷川優子とピアニスト黒田亜樹からのメッセージ

最近の記事

音と光の幻想協奏曲・ライブ動画公開中

NPO法人「心は灯と音と森の研究所」の主催・水谷川優子&黒田亜樹デュオコンサート「音と光の幻想曲」ピックアップ動画が完成しました。色とりどりの光と音をお楽しみください!! 第一部 イタリアの灯り ~ヴェネツィアングラスの照明~  ドメニコ・ガブリエッリ 《チェロソナタ ト長調》♥  ジョヴァンニ・バッティスタ・デリ=アントニー 《リチェルカーレ 10 番》 *チェロ独奏  ヴィヴァルディ - バッハ 《オルガン協奏曲》より ラルゲット♥ *ピアノ独奏  ヨハン・セバスチャン

    • 「今日は1日ピアソラ三昧」

      皆さまご無沙汰です。アブダビ経由でミラノに戻り、隔離も終えてミラノでの生活ペースを取り戻しつつあるミラノ特派員黒田です。長らくヴィラ=ロボス研究家の市村由布子さんの文章に頼りきりだった黒鳥ジャーナルでしたが、今日はミラノ特派員クロアキが、生誕100年で盛り上がっているアストル・ピアソラのラジオ番組情報をシェア! 5月4日にNHKラジオで『今日は一日”ピアソラ三昧”』という9時間番組がありました。ピアソラとタンゴについてバンドネオンの小松亮太氏とゲストが語りまくり、次から次へ

      • ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその6 ~大阪公演レポート~

        こんにちは。横浜特派員の市村由布子です。本日は2021年3月13日に大阪のフェニックスホールで開催された 「水谷川優子チェロリサイタル ピアノ黒田亜樹 〜ヴィラ=ロボスが愛したチェロを通して、人間讃歌を奏でる〜」の公演レポートをお届けします。 水谷川優子チェロリサイタル ピアノ黒田亜樹                  ~ヴィラ=ロボスが愛したチェロを通して、人間讃歌を奏でる~       プログラムC.サン=サーンス:白鳥 S.パルムグレン:白鳥  H.ヴィラ=

        • ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその5  ~黒鳥こぼれ話~

          こんにちは。横浜特派員の市村由布子です。 2021年1月29日のハクジュホールでの公演に続き、大阪での公演のお知らせです。黒鳥たちが再びヴィラ=ロボスの作品をプレゼントしてくれるそうです。 作曲家が異なる“白鳥シリーズ”が3曲もあり、ヴィラ=ロボスが愛したバッハの“ヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ”もあり、ピアソラの名曲もあり、魅力たっぷりの内容です。 水谷川優子チェロリサイタル ピアノ黒田亜樹 ~ヴィラ=ロボスが愛したチェロを通して、人間讃歌を奏でる~ ☆ 20

          水谷川優子&黒田亜樹1月29日 ヴィラ=ロボスへの讃歌 演奏会用プログラムノート

          水谷川優子(チェロ)&黒田亜樹(ピアノ)BLACK SWAN ~ヴィラ~ロボスへの讃歌~ ☆ 2021年1月29日(金) ハクジュホール ☆ リハーサル鑑賞:15:30-17:00 (15:15 ロビー開場) ☆ 本公演:19:00- (18:30開場) ※ リハーサル公演は本公演で予定されている全ての曲目を演奏しない場合があります。 プログラムノート H.ヴィラ=ロボス(1887~1959)は、南米のみならず、20世紀を代表する作曲家の一人です。ヨーロッパの模倣

          水谷川優子&黒田亜樹1月29日 ヴィラ=ロボスへの讃歌 演奏会用プログラムノート

          ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその3 (CD収録作品の紹介)

          こんにちは。横浜特派員の市村由布子です。 本日はCD<BLACKSWANブラックスワン ヴィラ=ロボス チェロとピアノのための作品集(チェロ:水谷川優子 ピアノ:黒田亜樹)>に収録されている作品を中心に、 ヴィラ=ロボスについてご紹介していきます。 H.ヴィラ=ロボス(1887~1959)は、南米のみならず、20世紀を代表する作曲家の一人です。ヨーロッパの模倣の時代を過ぎ、ブラジル独自の音楽言語を作り上げるのに大きな役割を果たしました。有名な《ショーロス》、《ブラジル風バ

          ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその3 (CD収録作品の紹介)

          ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその4  (ヴィラ=ロボスのチェロ作品、Museu Villa-Lobosについて)

          こんにちは。横浜特派員の市村由布子です。本日のテーマはこちらになります。 ・ヴィラ=ロボスのチェロが含まれる室内楽作品のご紹介 ・ヴィラ=ロボスの作品番号と総数について ・ヴィラ=ロボス・ミュージアムMuseu Villa-Lobos(略称:MVL、通称:ムゼウ)について ~チェロが含まれる室内楽作品について~ ■<ピアノとチェロのためのオリジナル作品>・・・11曲  (※スコアが紛失した2曲を含む)   [1913] 小ソナタ Pequena sonata W0

          ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその4  (ヴィラ=ロボスのチェロ作品、Museu Villa-Lobosについて)

          ヴィラ=ロボス研究家I のつぶやきその2 (CD収録作品邦訳について)

          Feliz Ano Novo♥ 2021!  黒田亜樹さんの大学時代の同級生、横浜特派員の市村由布子です。 CD“HEITOR VILLA-LOBOS BLACK SWAN”の中で、どの曲がお気に入りですか?私のお気に入りは、2曲目の《Divagação》です♪  Joanna Wyld(ジョアンナ・ワイルドさん)という方がこちらのCDの解説を書かれています。原文は英語です。今私がポルトガル語のオンラインレッスンを受けているネイティブのJulio(ジューリオ)先生のご指導

          ヴィラ=ロボス研究家I のつぶやきその2 (CD収録作品邦訳について)

          ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその1

           こんばんは。みなさま新年あけまして、わたしたちは隔離生活あけまして。。。お久しぶりの二羽の黒鳥です。さあ、隔離も終わってこれからいろいろと、と一歩踏み出したところで緊急事態宣言となりましたが、欧州の経験を生かして、できる限りの対策をとりながら進んでいこうと思います。1月29日のコンサートも前向きに進めています。感染状況により変更が生じる可能性がありますので、最新情報は上記ウェブサイトでご確認ください。 (夜間の外出に配慮して、ご希望の方にはオープンリハーサルに振り替えご入

          ヴィラ=ロボス研究家Iのつぶやきその1

          ミラノの鐘とナターレナターレ!

          メリークリスマス!東京で隔離生活中のクロアキです。ブラックスワン優子はイブがお誕生日なので二重の祝福です!🥰 イタリア出国直前にミラノの景色と鐘の音を撮影、レスピーギのクリスマスの連弾小品を息子と録音してきました!お世話になった方々に今年は全くといっていいほど会えなかったので、せめて自宅から録音を送ろうと思って撮影しました。家庭ムードたっぷりの超プライベートビデオですが、すべてミラノの我が家の近所の風景ですのでお楽しみください。私のミラノ自宅は交通量の多い街中にありますが、コ

          ミラノの鐘とナターレナターレ!

          旅烏による〜ヴィラ=ロボスへの讃歌〜

          ベルリンより東京公演のお知らせを!半年以上遅れた新譜リリース…正直なところ、どうなることかと思いましたが、おかげさまで2羽の旅烏のCD「Black Swan」はただいま順調にヨーロッパ、北米、オーストラリアなどを旅している模様。 有難いことに各国の音楽誌の批評やウェブ上のコラムは非常に暖かいもので、しかも私たちの演奏を聴いた印象の表現がそれぞれユニーク。お国柄の違いが滲み出るようで面白い。 それからラジオで流れると局から放送情報が届くのですが、その度に魂がその地に飛んでい

          旅烏による〜ヴィラ=ロボスへの讃歌〜

          霧のミラノより

          朝の霧はこの時期の風物詩。上の写真は数日前の我が家のすぐそばの公園です。霧の後には雪も降りました・・・・季節だけはどんどん進んでいく2020年。 先週末にレッドゾーンからオレンジゾーンになったミラノ。感染者は1日2万人程度に減って少し落ち着いた様子ですが、昨日の死亡者は993人。これまでの最多でした。昨日新しい政令で、クリスマスも年越しも州をまたぐ移動は禁止。まだまだ動けない日々が続きます。他県他州の生徒も多いので、せっかくオレンジゾーンになり学校が再開してもレッスンが受け

          ベルリンの庭、ミラノの庭、、、

          ベルリンとミラノ、どんどん秋から冬に向かっています。今日はそれぞれの庭の写真並べてみよう。 ベルリンの庭 foto by 優子 ミラノの庭 foto by 亜樹息子 皆様もくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね。

          ベルリンの庭、ミラノの庭、、、

          81歳のセレナータ

          ロンバルディア州本格ロックダウンにはいって一週間。時折通る救急車の音以外はとっても静かなミラノです。さっそく皆さま黒鳥ジャーナルLIVE2をご覧くださいましてありがとうございます!リモートやら配信ライブも半年たつとかな~り慣れてきました。ただ問題は、移動制限の強化で調律をおお願いすることができないので、我が家のピアノが調律なしでどこまでもつか??というところです・・・調律していなくても素敵に聴こえる曲を探さなくっちゃですかね。 さて、お題のセレナータ。セレナータ、セレナード

          黒鳥ジャーナルLIVE vol.2

          楽曲解説&エピソードを演奏動画とともにお届けするシリーズ第二弾! 今回のプログラムはこちら! ベルリン特派員はただいま日本。隔離期間を終えてすぐにコンサートを始め、現在は列島のあちこちで旅烏中です。 しかし、、なんとも不思議な心持ちです。 ここで動けるのが夢のよう。お客さまの前で弾かせていただけるのも夢のよう。 いつまでこれが続けられるだろうか。ちなみにもともと秋に予定していたコンサートはどこも中止と延期で全滅、いま日本で行っているのは制限の緩和状況を見て新規に決まった

          ¥1,000

          セミロックダウンのミラノより・・・

          ミラノ特派員のクロアキです。日本でも報道されているかと思いますが、10月25日にイタリアコンテ首相が新たな首相令に署名しました。 ・本首相令は、10月26日から11月24日まで有効。 ・移動制限:仕事上・学業上・健康上の理由や、必要性のある状況などを除き、交通手段にかかわらず、移動を極力回避することを推奨。 ・飲食サービス業:営業は午前5時~18時まで。1テーブルには(同居者でない場合)最大4人まで。ホテルや病院など、施設利用者だけにサービスが限られている場所は営業時間制限

          セミロックダウンのミラノより・・・