正直不動産 6巻 【ネタバレありマンガ感想文】 神木登場〜シマ争い勃発
★★★★★
Amazonでレビューしたものです。
0.これまでのあらすじ
嘘が蔓延する不動産業界で、嘘を尽きまくって営業トップになっていた永瀬財地。しかし、ある日石碑を壊した祟りで嘘がつけなくなってしまいました。
入れ替わりの激しい競争社会の不動産会社。新たな課長・藤原が登場し、永瀬のライバルの桐山は藤原のやり方に納得できず社長に詰め合ったところ、社長は藤原を取り、桐山は退社。中途入社でやり手だった西岡はあんこ業者にキックバックをもらっていたことがばれ首に。
正直営業に方針を転換した永瀬は、やりがいと喜びを感じるようになっていた。
しかし、そこへライバル・ミネルヴァ不動産との戦いが始まる。
今回は、共有名義(後編)、埋蔵文化財包蔵地、任意売却、賃料増額請求、タワーマンション)前編)。
ですが、新しい人物が登場したり、過去や背景が判明したり、人間関係が変わったりして、登場人物の幅が広まり、深みが増した巻でした。
1.ミネルヴァとのバトル勃発
永瀬がしでかしたこともあり、1巻で登坂不動産を去った瀬戸。ミネルヴァに移って登坂不動産に復讐を誓うもののうまくいきません。
瀬戸の口車に乗ってサブリースでアパートを建てることにしたものの、土地から土器が見つかってにっちもさっちも行かなくなった客が、永瀬に泣きつきます。なんだかんだと見捨てられない永瀬は、ミネルヴァに頼み込みにいくもののそんな簡単に首を縦に振る訳のない鵤社長。
そこへ乗り込む大河部長と、登坂社長。証言人も連れて!
格好よく啖呵を切る大河部長。おお、格好いいなあ。
そして、
「みんな帰るぞ」
と、社長は瀬戸を連れて帰りました。
ミネルヴァへの宣戦布告です。
いやあ、もうヤクザの事務所へのカチコミですかい。
シマとタマの取り合いですね。
不動産って怖いなあ。。
2.永瀬が不動産屋になったのは
永瀬の過去もこの巻で描かれました。
父親が連帯保証人になったことから、実家が競売にならないよう、必死になっていた大学生・永瀬。そこを助けた登坂社長、かっこいいですね。
その後住ませてもらった友人の希志。彼に家を訴えことで永瀬はトップになれたのでした。
その希志が家をなくす危機に頑張る永瀬。
とても人間らしい流れの話でした。
永瀬って熱い男ですよね。
3.整形してディーン・フジオカになった男
最後に登場した、神木。
ドラマの正直不動産2でも、すごい存在感を放っています。
整形手術で、ホントの作り笑いをし、人間心理の話術と技術で、人をその気にさせて家を売っていく、永瀬の抜けなかったナンバーワン営業です。
嘘をつけない今の永瀬が、神木に勝てるのか。。?
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