正直不動産 13巻 【ネタバレありマンガ感想文】 一生幸せでいたいなら
★★★★☆
Amazonでレビューしたものです
0.これまでのあらすじ
嘘が蔓延する不動産業界で、嘘を尽きまくって営業トップになっていた永瀬財地。しかし、ある日石碑を壊した祟りで嘘がつけなくなってしまった。
正直営業に方針を転換した永瀬は、やりがいと喜びを感じるようになっていく。
そこへライバル・ミネルヴァ不動産が、登坂不動産へ猛攻撃を仕掛けてくるようになった。課長代理に昇任した永瀬に転職組の新入社員・岩沢が部下になったが、、?
今回は、賃貸保証会社(後編)、大規模開発、底地投資、事故物件サイト、原野商法(前編)
1.ドラマ終わっちゃいましたね
またドラマのパート3やってほしいなと思っています。
とはいえ、ドラマは原作通りの順番でなくて、題材やストーリーはほぼ同じながら、人が違っていたり、という感じでした。
この巻では、賃貸保証会社、大規模開発がドラマになっていましたが、ドラマには岩沢が出ていなかったので、十影の役割に変わっていたりしていましたね。
岩沢、、、前巻で永瀬と仲良く走ったと思ったらお前。。。
毒親には非常に同情しますよ。親は選べませんからねえ。
いい言葉ですね。
西山とは早く仲直りしてほしいものです。
2.底地投資
お久しぶりの花澤さん。
投資に興味満載のIT営業くんに、有ることに推測を混ぜたトークで底地を買わせました。
そして、借地人にふっかけ、永瀬と菅沼と対峙することに。
底地投資って初めて聞きました。
底地権と借地権がそれぞれ別々の権利で売買できるとは面倒ですね。普通に土地を所有するだけにすればいいのに。しかもそれだけだと当然売却しにくいという。。
しかし、関東大震災の時に住む場所に困っている人に土地を貸し出したのが始まりと永瀬が解説してくれたので、やむにやまれぬ歴史があったということなんですね。やれやれ。
ちなみに巻末のスペシャルエッセイでは、
とはっきり書かれており、私のような初心者がうっかり手を出したら、花澤さんのようなプロにいいように搾り取られてしまうということですね。
この話みたいに。
怖いですなあ。
3.フェイクニュースの大島てる
前にも出てきて、巻末で対談もしていた事故物件サイトの大島てる。
不動産会社に嫌がられている、、、と思いきや、今度は不動産会社に使われる形に、、
確かにサイトには誰でも書き込めますし、その都度裏とりもできないでしょう。
インターネットに書かれているからといって全てを鵜呑みにするのも問題です。
何もないのに書かれた側は本当に良い迷惑ですよね。
揉めた結果、ミネルヴァ社長・鵤自ら殴り込みにやってきました。
社長もその労力を他に向けた方が発展するんじゃないかと思うんですが・・・・
まあライバルがある方がやる気が出る人もいますからねえ。
そして、おばあちゃんの謎も解けました。
高齢単身者の住居は確かに問題ですよね。
個人的には高齢単身者専用アパートとかを設定して、安否確認やシステムを設定する方がいいのではないかな、と思っています。
よろしければこちらもどうぞ〜