地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険【読書感想文】 聖地巡礼のお供に
★★★★★
Amazonでレビューしたものです
1.ジョジョ好きのジョジョ好きによるジョジョ好きのためのガイドブック
幼少期、夏休みの家族旅行にエジプトへ行けるような恵まれた家に生まれなかった自分にとって、海外旅行は縁のないものでした。大学の卒業旅行も金がなくて行けず。
社会人になってだいぶ経ち、やっと自分のお金で初めて行ったのがイギリスでした。次が香港、その次ハワイで、人生3回のみです、海外旅行。
ガイドブックもるるぶぐらいで、地球の歩き方には縁のない人生でした。
そう、ジョジョにハマるまでは。
ジョジョの奇妙な冒険は、荒木飛呂彦先生による超能力バトル漫画です。
35年も連載が続けられており、部ごとに場所と時代と主人公が変わります。
そのため多くの場所が漫画の舞台として採用されています。
作者は日本人で日本の読者向けの漫画なのに、海外の方が舞台設定として多くなっております。(作者は何千年もの生きていて実際にあちこち回っているからという噂も、、、おっと誰か来たようだ)
舞台になったり関係する場所は大体以下の通り
1部 イギリス
2部 アメリカ、イタリア、スイス、メキシコ
3部 日本〜香港〜シンガポール〜インド〜パキスタン〜アラブ首長国連邦〜サウジアラビア〜エジプト
4部 日本 杜王町(作者の故郷仙台市がモデル)
5部 イタリア
6部 アメリカ
7部 アメリカ 東西横断
8部 日本 杜王町
これらジョジョの舞台となった多くの国と地域について、この地球の歩き方では、原作の絵と現地の写真付きで詳しく解説されています。
例えば、アラブ首長国連邦の「砂漠を楽しもう!」のページでは、
ジョジョの小ネタどころか、ど真ん中ネタ直球です。
万事が万事こんな感じで、杜王町から、荒木先生のインタビューを挟み、イギリス、イタリア、3部の旅、アメリカと、もうぎっしり、お腹いっぱい、って感じに続いて行きます。
19日のスターダストクルセイダース旅プランもたててくれる親切さ。最高に「ハイ!」になれそうなオプショナルツアーも網羅されておりますよ。途中で刺客に襲われても編集部は責任を負いかねますとの注意点が載っておりますが。。。
ジョジョの世界と現実が入り混じる、不思議な感覚に襲われること間違いなしです。
ちなみにジョジョにしか出てこない架空の建物などは”JOJO”マークがついて、区別はできるようになっています。一応は。。うん。。一応は。。
2.仙台の聖地巡礼のお供に
先日ちょっと縁がありまして、仙台市に行ってきました。
ジョジョの4部8部の舞台・杜王町のモデルです。
登場人物の名前も多く仙台市の地名から取られておりました。
花京院とか、康一くんとか、泉くんとか。
仙台は、このガイドブックの初めの方に紹介されており、地図もついていました。この地球の歩き方を仙台に持って行ってきました。いく前によーく読み込んで計画をたてて。
こちらの地球の歩き方。
コロナ禍で旅ができない状況で、逆転の発想から生まれた出版物なんだそうです。
非常に詳しい内容になっていますが、2022年7月の出版なので、これからこちらをみて行かれる際は、HPなどで最新の情報を確認の上行かれることを、強くお勧めするッ!
一人旅でしたが。
でも、こちらの地球の歩き方を持っていくことで、承太郎たちと一緒に旅ができました。
よい思い出になりました。
次はどこの聖地へ巡礼の旅に行こうかな。
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