信長のシェフ33巻 【読書感想文】
★★★★★
Amazonレビュー 2022年11月16日にレビューしたものです。
愛しているけど、愛しているから
武田勝頼をうち、目前に迫った本能寺の変。
日本人なら知らぬもののない歴史の大事件を前に、動きだす男が二人。
ケンは、命をかけて勝頼から取り戻した愛する新妻を置いて、走る駆ける。
信長の命を守るために。
攻めるは光秀。
信長を見据えつつ、着々と討つ手を進める。
その胸に秘めるのは、野望か憎しみか、それとも。
人の命のあまりに軽い戦国の世で、食べることは生きること、を実践する平成のシェフ。
彼は歴史を変えることができるのか?
タイムスリップの因縁と賢一郎の記憶は明らかになるのか?
そして、信長の運命は?
11年に及ぶ連載もいよいよクライマックスですね。
愛し合う家族に甘いケンの悪い癖が出て、意外な展開に先が読めなくなりました。
このままの勢いで駆け抜けて行ってほしいです。
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