見出し画像

TOEIC満点10回にはニュース英語がいいそうですよ! 【読書感想文】 今度こそすらすら読めるようになる 「ニュース英語」の読み方

★★★★★
Amazonでレビューしたものです


ポイントを押さえれば、速度と理解が劇的にアップする!
「時事英文って、読みにくい・・・!」と思っている方のための本です
1文が長い、省略が多い、なじみのない単語・言い回しが必ず出てくる・・・
ニュース英語には独特の読みにくさがありますが、 実はすらすら読めるようになるためのコツがあります。
40年以上、総合商社で国際政治経済の専門家として活躍してきた著者が、 そのコツを惜しみなく伝授します。
ウクライナ危機や新型コロナ、米国のインフレ、米中関係など、 世界の「今」を切り取る実用度の高い例文を豊富に紹介しながら解説。

■こんな方におすすめです!
・仕事上、世界の最新情報を入手するために、ニュース英語を読む必要に迫られている。
・時事英語に苦手意識があり、ピンポイントで攻略したい。
・英検・TOEICなどの試験対策のため、英文記事を読んでおきたい。
・独学で英語の学び直しをしている/したいと思っている。
・ネイティブがよく使う英語ならではの表現を身につけたい。
・国際人としての教養を身につけたい。


1.失礼ですがどちら様?


総合商社を定年されたという内容から始まる本書。
どこの?
ってかどちら様?
と思っていたら、、

TOEIC990満点10回!
失礼いたしました!!

もちろんフツーのサラリーマンではありません。もちろん。

著者について
三輪裕範(みわ やすのり)
1957年兵庫県生まれ。1981年神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。
1991年にハーバード・ビジネス・スクールにて経営学修士号(MBA)を取得。
その後、ニューヨーク店経営企画課長、大蔵省財政金融研究所主任研究官、経団連21世紀政策研究所主任研究員、伊藤忠商事会長秘書、調査情報部長、伊藤忠インターナショナル上級副社長(SVP)兼ワシントン事務所長等を歴任。2017年にはジョンズ・ホプキンス大学大学院高等国際問題研究所(SAIS)の上級客員研究員を務める。
英検1級、TOEIC満点10回取得(2022年9月現在)。
著書は、『超訳 努力論』、『時間がない人が学び続けるための知的インプット術』、『日本人が必ず間違える英単語100』(以上、ディスカヴァー)、『四○歳からの勉強法』、『ビジネスマンの英語勉強法』、『ヒラリーの野望』、『アメリカのパワーエリート』(以上、ちくま新書)、『通のアメリカ英語』、『ハーバード・ビジネス・スクール』(以上、丸善ライブラリー)、『ニューヨーク・タイムズ物語』(中公新書)、など多数。

伊藤忠!
名前は知ってる伊藤忠!


もちろんただのサラリーマンではございません。
アメリカで2回も過ごされているそうです。

他にも本を出されています。

すごいぞ伊藤忠!

2.目次


第1章 ニュース英語を読むことの7つのメリット
40年間、ニュース英語を読み続けて分かったこと
メリット❶ ニュース英語は新しい見方を教えてくれる
メリット❷ 幅広い分野の最新情報が得られる
メリット❸ ニュース英語は仕事に大いに役立つ
メリット❹ “大人の会話”を“楽しんで学べる”
メリット❺ 生きた語彙、英語表現をたくさん学べる
メリット❻ T O E I C受験のための最高の教材になる
メリット❼ 英検、T O E F L、I E T L S受験の対策にもなる

第2章 ニュース英語を読むときに押さえておきたい 6つのキーポイント
キーポイント❶ ニュース英語は情報追加型
キーポイント❷ 無生物主語を偏愛する
キーポイント❸ 言い換え表現が大好き
キーポイント❹ 生きた表現の宝庫である引用文が多い
キーポイント❺ 感情表現が豊かである
キーポイント❻ 比喩表現が頻出する

第3章  キーポイント❶ ニュース英語は情報追加型
第4章  キーポイント❷ 無生物主語を偏愛する
第5章  キーポイント❸ 言い換え表現が大好き
第6章  キーポイント❹ 生きた表現の宝庫である引用文が多い
第7章  キーポイント❺ 感情表現が豊かである
第8章 キーポイント❻ 比喩表現が頻出する

3.unlimitedで読見ましたが、とても良かったので紙の本で買い直しました!


ニュース英語について、みっしり、ぎっしり内容が詰まっております!
引用がものすごいたあっっぷりいいいです!
めっちゃたくさん!
すごかったです!

そして引用はニュース英語そのままです!
全然読めません!
(全訳はあったりなかったりでした)


内容は、上記の目次の通り、ニュース英語のメリットと、ニュース英語における筆者の提唱される6つのキーポイントについて書かれたものです。


「メリット❻ T O E I C受験のための最高の教材になる」
では、以下のように書かれています。

”というのも、英字新聞や雑誌のニュース英語のレベルというのはTOEICで出題される英語のレベルよりもはるかに高いので、英字新聞や雑誌などのニュース英語が読めるようになれば、TOEICなど恐るに足りないからです。”

(p.32)

”つまり、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの新聞、さらにはタイムやエコノミストなどの雑誌をしっかり読めるということは、それだけでTOEICの問題レベルを遥かに上回る英語力があることを意味することになるわけです。”

(p.32)

ニュース英語すげえ。。

確かに語彙力については、私が勉強の方法の指標にしている、英語上達完全マップでも同様に言われていました。

TOEIC満点の人の語彙さらに上、1万とか2万レベルになって、これらの英語新聞が読めるようになると、、、


一方で、このようにも言われています。

”自分は英語ができると自負している人の中には、自分は2万語、3万語の英単語を知っていると自慢げにいう人がいますが、そうした人が知っている単語というのはいわゆるビッグワードが中心です。
しかし、そうしたビッグワードはネイティブとの一般的な日常会話の中では基本的に使われませんし、また使うべきものでもありません。そんなビッグワードをたくさん知っていることよりも、チェン選手のように、簡単な単語を使いながらも心に響くインパクトのある英語を使えるようになることを私たちは目指すべきだと思います。”

(p.240)

ちなみにビッグワードとは、あまり日常的に使わないような難しい(堅い)単語のことだそうです。


TOEICのための、単語帳についてもこの本で紹介されていました。


一方、筆者は、高度な英文法力は必要ないと言われています。
大学受験レベルが最低限と言われています。

いや、、、それ、、、高度。。

後半で普通に現在分詞だの、過去分詞だの、to不定詞だの出てくるので、結構な程度は必要そうです。。

だから、、、それ、、、高度。。


また、嘆きの三兄弟だの、驚きの四兄弟だの例えも面白かったです。(姉妹がないのはそういう世代のせい?)

引用は、政治経済と、スポーツが多かったです。
チェン選手というのはスケートの人らしいですね。
スポーツは興味ないので知りませんが。

ただこの本でも出てくるように、アメリカのニュースは日本より多岐に渡っているそうなので、スポーツ興味ない人間でも、他に興味が持てる内容がありそうです。

ワシントン・ポストのウェブ版に掲載される記事の主要な分野
Politics/Opinions/Investigations/Tech/World/D.C.,Md. & Va./Sports/Race & Reckoning/Arts & Entertainment/Business/Climate & Environment/Climate Solutions/Coronavirus/Education/Food/Gender & Identity/Health/History/Immigration/Lifestyle/Magazine/Media/National/NationalSecurity/Obituaries/Outlook/Religion/Science/Transportation/Weather

(p.20)


とりあえず、これを読んで、私もタイムを読み始めました!

メーリングリストを送ってもらい、その中で興味のある記事を1本、
とりあえず目を通す。。。

難しいよ、、タイム。。

なるべく毎日続けて、いつの日かTOEIC満点を目指します。。


著者:三輪裕範 (著)
ASIN ‏ : ‎ B0BF45WDQ4
出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン (2022/10/21)
発売日 ‏ : ‎ 2022/10/21
言語 ‏ : ‎ 日本語
ファイルサイズ ‏ : ‎ 4789 KB
本の長さ ‏ : ‎ 370ページ

よろしかったらこちらもどうぞ〜



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集