地震・台風時に動けるガイド 大事な人を護る災害対策 【読書感想文】 令和6年能登半島地震をうけて
★★★★☆
Amazonでレビューしたものです
1.2024年1月1日 令和6年能登半島地震をうけて
昨日の1月1日午後、我が家も揺れました。ゆっくりながい揺れでしたが、被害などはなくて、長いなーと思っていました。こんなに大変な状況になるとは想像もしていませんでした。
北陸等被災された方々にお見舞い申し上げます。救助が必要な方に一刻も早い救助を祈っています。
私はふるさと納税でふるさとチョイスを使っているのですが、災害支援がそのサイトからできるようなので、やってみようと思います。
またいずれ該当の市町村にもそれぞれ災害支援のふるさと納税ができると思うので、そちらに納税をしようと思います。
そのような昨日の震災を受けて、防災について見直そうとこちらの本を読んでみました。
2.自宅の防災、特に介護の必要な人がいるお家に
こちらの本では、防災についての具体的な準備と実際に災害が起こった時の行動について書かれています。特に介護の必要な方がいるお家に向けた内容が多くなっています。部屋の防災対策や防災グッズ、防災した時の食事など詳しく書かれています。
大量のペットシーツや水やガスコンロや新聞紙や、、、
本当にたくさん準備するものが書かれていて、正直めげそうになりました。
特に新聞を取っていないので、新聞紙がないんですよ。
耐震強化もやろうやろうって思いつつできていませんでした。
とりあえず今できることとして、滑り止めシートをテレビの下に設置してみました。
まあ、いっぺんには無理なので少しづつですかね。
なかなかハードルが高いのが、近所の人と仲良くしておくというもの。
町内会長とか自治体の民生委員さんとか、知らないですね。
こういった災害時、遠くでネットにつながっている人が拡散して助けてくれるということもありますが、やっぱり近くの人との助け合いが強いですよね。前大雪の時に初めて会ったアパートの並びの人と雪かきをしたことを思い出します。
またスマホを使った防災についても触れられていました。
ハザードマップ
地震10秒診断
東京備蓄ナビ
こちらの本で紹介されていたおすすめ防災アプリは以下の3つ。
Yahoo!防災速報
ウェザーニュース
特務機関NERV防災
上3つのうち、特務機関NERV防災は私もダウンロードしています。
TwitterじゃなかったXもフォローしており、色々な情報を流してくれます。昨日はこちらのツイートを拡散したり、途中で制限をかけられたのに対して、イーロンマスクに文句を言ったりしました。(解除されてよかったです)
3.施設の避難は現実的ではない現実
第2章は施設の防災となっていました。
家具の固定や防災グッズの整備はできると思いますが、避難となると難しいのが現実でしょう。
施設も色々ですが、寝たきりや車椅子の人ばかり40人や60人を夜は2人でみているというところも多いと思います。避難させましょうと言ってもまあ無理ですよね。
滑り台式の避難器具で建物の上から滑っていって下へ落とすという方法もあルドルが、一番の防災は施設の人員配置とADLの統一かなと思います。
つまり、歩行可能な人、車椅子の人、寝たきりの人と、ADLを階ごと施設ごとに統一して、介助がより必要なところに人員を増やすという方式です。ただ、これには介護制度の変更が必要ですし、歩行可能でも認知機能が低下するとかえって人手が必要なので、一概には言えないところがあります。
なかなか難しいですよね。
自分の防災対策をしながら、防災について考えていきたいと思います。
よろしければこちらもどうぞ。
私の守るべき家族は猫たちです。