賃貸経営でお金を残す! 不動産オーナーの儲かる節税 【読書感想文】 税理士さんたちによる珍しい不動産の節税の本
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Amazonでレビューしたものです
1.「不動産投資ノート」で紹介されていた本です
FIRE(=Financial Independence, Retire Early)早期リタイアを目指して、ちょこっとだけ不動産投資を始めています。
が、なかなか苦労しています。。
ちゃんと勉強しないとダメだなーと「不動産投資ノート」という本を読み、その本で紹介されていた本を徐々に読み進めているところです。
今回はこちらの不動産の「節税」について書かれたものです
2. 不動産オーナーを支援する税理士の会による不動産の本
15人の税理士さんによる本だそうです。
珍しいですね。
巻末の著者紹介で写真入りで紹介されています。(以下敬称略)
粟野淳一 あわの税理士事務所 相続財産相談室いばらき
根岸大助 根岸会計事務所
小金澤誠 小金澤・渋谷税理士事務所
野末和宏 野末公認会計士・税理士事務所
阿久津公一
田中英二 田中英二税理士事務所
宮﨑健 宮﨑健税理士事務所
宇賀一夫
江本誠江本誠公認会計士・税理士事務所
枡田宗利 枡田宗利税理士事務所
末吉英明末吉税理士法人
伊東正智伊東税理士事務所
南村博二 税理士法人T&A大牟田オフィス
宮川英之宮川公認会計士・税理士事務所
HPや住所など掲載されているものと多少違う情報もありました(載っていないものも、、、)
ちなみに著者の一人、山本愉章氏については、こんなのが検索で出ました。
3.経費に減価償却に修繕費!
いやあ、、苦手な分野が出てきましたねえ。
特に修繕費については、先日退去者が出て結構な金額が出ていったばかりなので、耳が痛いです。
管理会社に言われるままに支払ってしまいました。。
ムダムダムダ。。。
耳が痛いです。
そして、私の苦手な確定申告。。
法人化についてはものすごく魅力を感じています。
家族がいないと相続はあまり関係ないので、正直興味ないですね。成年の相続は反対派です。人生のスタートは平等であるべきで、親が金があるなしで差がつくべきではないと思っています。親ガチャをなくそう。
色々と勉強になりました。
4.目次
はじめに 勝ち組不動産オーナーに必要な〝正しい〟節税知識
PROLOGUE 賃貸経営で生き残っていくために必要なこと
厳しさを増す賃貸経営
誤解だらけの大家稼業/現状を招いた原因は?
勝ち組オーナーと負け組オーナー
勝ち組・負け組の二極化か進む/誰のための賃貸経営か?
ライフサイクルから考える賃貸経営
「物件」と「経営者」のライフスタイル/投資家の傾向と地主の傾向
成功する不動産オーナーが備える3つの条件
条件は密接につながっている/事業主・経営者としての意識を持っている/事業計画書を元にした計画を立てている/行動・実践をして、成功の確率を高めている
これからの賃貸経営がとるべき生き残り策
振り切った差別化が求められている/差別化された部屋で1人を惹きつける
第1章 お金を残す賃貸経営には節税が不可欠
不動産オーナーが払う税金はこんなにある
納税に追われる不動産オーナー/税金の種類を知っておこう
不動産オーナーに節税が必要なワケ
不必要な出費をしていないか?/収入を増やすための経費を使おう
節税には「良い節税」と「悪い節税」がある
節税の3種類/「節税」という甘言
第2章 経費で所得税を節税しよう
所得税はこうして計算される
所得税の計算式はむずかしくない/所得の種類/損益通算はありがたく/誤解しやすい制度/不動産所得の計算方法/給与所得の計算方法/税率は課税所得によって異なる/税額控除は税金を直接差し引ける
必要経費っていったい何なの?
多くの不動産オーナーが間違えやすい経費の使い道/実際に数字で検証してみよう/経費になる判断基準をおさえよう/経費には領収書かそれに代わる記録が必要
グレーな経費の判断基準は?
プライベートと業務の別を明らかに
第3章 減価償却でもっと所得税を節税しよう
経費は高い税率で戦略的に使うべき
戦略的な経費の使い方/経費3000万円を1年間で使う場合、3年間で使う場合/保険の例で学ぶ「課税の繰り延べ」テクニック/減価償却の「課税の繰り延べ」テクニック
定額法と定率法を知っておこう
定額法と定率法の計算方法をおさえよう/法人は償却を任意で行える
建物と設備の法定耐用年数
法定耐用年数は使用期間のこと
減価償却に有利なのは中古or新築、どっち?
中古の固定資産の耐用年数は妥当かどうかが大切/節税に有利な中古物件/中古物件購入は建物比率を上げよう/不動産売買の慣習と土地・建物
建物と附属設備は分けて償却する
見積書・請求書の書き方に注意
資産の購入は30万円以内に抑えて一括計上する
金額によって扱いが異なる
第4章 物件のバリューを高めつつ節税する攻めの戦略
修繕費にいくらかける?
節税に与える影響が大きい修繕費/コストパフォーマンス意識を持つ/費用対効果の高いピンポイント投資あれこれ/入居者向けのサービスの意味合い/よいパートナーになる業者に依頼する
修繕費と資本的支出とは?
修繕費には2種類ある/実務ではフローチャートに当てはめて判定する/修繕費か資本的支出かの具体的判断
できるだけ修繕費で全額を一括で経費にしよう
修繕費は全額経費、資本的支出は減価償却
長期修繕計画の立て方
まずは概算の金額を把握しよう/積立額を経費計上して積み立てる方法
第5章 確定申告時にできる節税も忘れずに
青色申告はこんなにすごい
節税に有利な青色申告/青色申告するための条件/青色申告承認申請書の都cat杖んとは?
事業的規模なら節税メリットも増える
事業的規模になったら/事業的規模かどうかの判断基準/事業的規模のデメリット
65万円の特別控除を使おう
キャッシュアウトなしに収入から差し引けるおいしい特典/65万円の条件をクリアしているか?/青色申告特別控除を受ける際の注意点
扶養控除はしっかりとモレなく
誰でも利用できる基礎控除もある
家族に給与を払って節税しよう
家族に不動産業を手伝ってもらっているケース/青色事業専従者とは?/青色事業専従者給与を支払う要件/青色事業専従者給与を支払う際の注意点
生命保険でまさかに備えつつ節税しよう
生命保険料控除の対象となる保険3種/生命保険に加入する際の注意点/相続対策としての生命保険は非常に有効
確定拠出年金で老後に備えながら節税しよう
確定拠出年金のしくみ/確定拠出年金には税制の優遇措置がいっぱい
ふるさと納税も節税に使える?
自分が選んだ自治体に寄附する制度
第6章 法人化すればもっと節税できる
法人がなぜ節税にいい?
節税に有利な法人化
法人化したほうが得な人、個人のままが得な人
これから不動産業を始める場合/個人事業から法人化する場合/シミュレーションしてみるのがおすすめ
法人化のハードルを越えよう
法人化を決断する前に検討すべき4項目
法人化の4つの形態を知ろう
大きく2種、全4種の法人化スタイル/法人が物件を所有する方式/法人が物件を所有しない方式
法人化で経費の枠が広がる
個人の経費と法人の経費は取扱いが異なる
小規模企業共済で掛け金を控除しよう
小規模企業共済を節税に利用する/小規模企業共済は相続時にも有効/経営セーフティ共済とは
法人化は損益通算がしやすい?
個人には所得の区分がある/法人には所得の区分がない
法人化すると事業が引き継ぎやすい?
法人が物件を所有する方式の相続と注意点/法人が物件を所有しない方式の相続と注意点/事業承継対策としての効果もある
ここだけ押さえておく法人化のデメリット
法人化するとかかるコスト
第7章 優良資産で行う、引き継ぎを見据えた相続税の節税
どれぐらいの資産で相続税が発生するの?
相続税の対象となる財産/相続税の基礎控除とは/税率は超過累進課税で決める/不動産オーナーにとっての相続税
土地と建物の評価はこうして決まる
土地の評価方法は2つある/家屋の評価方法
賃貸経営で大きく減らす不動産の評価額
賃貸に出すと借家割合の分、節税になる
キャッシュを賃貸物件に換え節税する?
現金と賃貸物件の相続税額を比較してみよう
稼げる物件でなければ意味がない?
空室があると評価減に制限がかかる/空室とはどんな状態を指すか?/建て替え中に相続が発生してしまったら?
賃貸経営における借入金と相続税の関係は?
融資を受けると現金資産が増える/資金繰りが厳しいなら繰り上げ返済・借り換えを検討しよう
相続時清算課税制度で物件を丸ごと贈与する
生前贈与制度には2種類ある/賃貸用の小規模宅地の特例による減額
共有が避けられない場合は家族信託も視野に
不動産の共有名義にはトラブルが多い/家族信託とは?
著者紹介 不動産オーナーを支援する税理士の会
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