筋肉質な男性のポーズカタログ 【読書感想文】 あんな格好こんな格好
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Amazonでレビューしたものです
1.資料ですよ、資料。
高校生大学生時代、美術部所属だった私は、図書館でマール社の本を借りて読んで勉強した覚えがあります。(貧乏学生でごめんなさい)
それから早20年以上。(30年ともいう)
忙しい社会人生活で美術とも遠ざかっていました。
そんな私の目に飛び込んできた、マール社の上半身裸の男性のポージング写真集。
秒でポチって予約しました。
もちろん二次創作の資料としてですよ。
え?お前の二次創作はこれからで、しかも小説だろうって?
将来のためですよ。小説から漫画の二次創作に制作の幅を広げたり、また色鉛筆や油絵を再開するためにですよ。
そうですよ、そうですとも、ええ。
2.AさんとBさんが寝そべったり料理したり
引き締まった肉体をお持ちの男性2名のポージング写真がいろいろなポーズ、いろいろな角度から載っています。
Aさんは外国の方で、Bさんは日本人のようです。
内容は大きく、背景付きポーズとシンプルポーズにわかれています。
背景付きポーズはマンションやアパートの1室といった感じの室内で、ベッドに寝そべったりソファーに座ったり、キッチンに立ったり食事を取ったり、スマホいじったり宅急便受け取ったり、、といった、いろいろなポーズの写真です。
室内の日常生活、家でリラックスしている時の格好ですね。
シンプルポーズは、立つ歩く寝そべるなどのポーズを、正面右左後ろ、アイレベルあおりふかんと、同じポーズをいろいろな角度から撮った写真がズラーーーーっと並んでいます。
いやらしいポーズとかはありません。
性的魅力を感じるというよりは単純に綺麗だなと思います。
やっぱり女とは違いますね。
男の人ってふともも太いですよねえ。
こんな体型キープするのは普段の努力が大変でしょう。お疲れ様です。
創作だとその辺に転がっている均整の取れた肉体ですが、
現実はそういません。いたとしても私の前で裸になってはくれません。
もちろん二次創作は創作物であり、実際にはないフィクションの理想の世界を描くものです。ものすごい美人やイケメンのプロポーション抜群の人たちが満載です。
しかし、いくら創作物といっても、あまり理想的なことを織り込みすぎると、今度はリアリティがなくなり、嘘くさくつまらないものになっていまいます。
理想とリアリティの駆け引きになるのがフィクション制作の難しいところだと思います。
そのためには、現実に生きている人々から応用を効かせて表現していくのが望ましく、そのためにはこういう生の人間の資料がどうしても必要です。
しみじみ見るわけにもいかないので、こうやって写真がいっぱい載っているのはいいですね。
著作権の使用範囲についても詳しく書かれています。
希望としては、
体重体脂肪率がわかるとよかったかな、と思いました。
よく漫画でプロフィールが載っていたりするんですけど、実際のところどうなんだろうっていうのもあるので、このぐらいだったらそれほどおかしくないかな、という目安になるとありがたいです。
3.また絵が描きたくなりました
こういうポーズ集を見ていると、久しぶりにデッサンしたくなりました。
ああ、絵が描きたいなあ。
もちろんメインの利用目的は、私の場合は、今制作中の二次創作の資料です。
小説とはいえ、体の躍動や表現は、やっぱりビジュアルがあった方がいいですからね。イメージしやすいです。
次は肉体的な絡みのある二次創作を考えているので、女性版や男女の絡み版、男性同士の絡み版も欲しいところですが、そこまで行くと難しいでしょうか。。。芸術ってことで、、ダメ?
個人的には、男性はそんなに脱毛してツルツルよりは、すね毛とかあった方が男性らしさを感じるのですが、今は脱毛が主体なんですかねえ。
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