正直不動産 7巻 【ネタバレありマンガ感想文】 ミネルヴァの攻撃
★★★★★
Amazonでレビューしたものです
0.これまでのあらすじ
嘘が蔓延する不動産業界で、嘘を尽きまくって営業トップになっていた永瀬財地。しかし、ある日石碑を壊した祟りで嘘がつけなくなってしまいました。
入れ替わりの激しい競争社会の不動産会社。新たな課長・藤原が登場し、永瀬のライバルの桐山は藤原のやり方に納得できず社長に詰め合ったところ、社長は藤原を取り、桐山は退社。中途入社でやり手だった西岡はあんこ業者にキックバックをもらっていたことがばれ首に。
正直営業に方針を転換した永瀬は、やりがいと喜びを感じるようになっていた。
しかし、そこへライバル・ミネルヴァ不動産との戦いが始まる。
今回は、タワーマンション(後編)、三為業者、公募売買、賃貸管理物件、既存不適格マンション(前編)。
1.三為業者の思い出
中間省略登記が禁止されたことによって、その代わりに編み出された「三為=第三者の為にする契約」。
この三為には個人的に思い入れがあります。
実は私はちょこっとだけ不動産投資をしています。古くて安い物件ですけど。
最初に不動産をネットで見つけて不動産会社に問い合わせをしたときに、
とそちらの不動産会社は教えてくれたので、やめました。
その不動産会社には感謝しましたし、またお願いしたいと思い、その後そちらの仲介で購入しました。
まあ、本当にそれが三為だったかどうかも私にはわからなかったんですけどねえ。
不動産業界って闇が深いなあ。
2.悪魔に心を打った男たち
その闇深い不動産業界で、さらに闇に落ちていく男たち。
人間観察心理分析に通じ、悪魔じみた営業を続ける神木。
そして、登坂社長に恨みを持ち、登坂不動産を潰そうと攻撃をかける、ミネルヴァ社長・鵤。
ミネルヴァ不動産は、登坂不動産の顧客を次々に奪い取る行動を続けます。
ここで、マダムまでミネルヴァに物件を売却しました。
実は登坂社長だけでなく鵤社長とも懇意だったというマダム。
二人の年齢が判明し、衝撃が走ります。
だって、マダムは登坂社長より年上なんでしょう?
いや、、それはちょっとないでしょう、、いくらなんでも。。。
美魔女どころか本物の魔女じゃねえか。
鵤社長が登坂社長にこだわる理由もここで判明します。
ドラマだと高橋克典さんが演じていて、異様な迫力と妙な色気をぷんぷん漂わせている鵤社長。
原作だと設定年齢はもっと年齢は若かったようです。
淋しい人だなと思いました。
才能も金も権力も持っているのに、幸せそうに見えないですし、幸せになれそうに見えません。
3.大河部長はなぜモテる?
個人的にこの巻の一番の衝撃は大河部長でしょうか。
5人目の奥さんがいて、受付と浮気している大河部長。
なぜだ、、なぜあの外見と性格でそんな次々に相手ができるんだ?
金か?
やはり金なのか?
神木の言うとおり金が全てを解決するのか?
その謎をぜひこの後の巻で解明していって欲しいものですねえ。
他の人に参考になるかもしれませんから。。
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