FF8考察 ・青春と現代の黒幕と絡めて - 3255文字
Story
・Disk1
スコール・レオンハートはバラムガーデンの兵士養成学校に所属している青年で、クラスメイトのサイファーとの戦闘訓練で顔に傷を負います。
スコールはドールでの実地試験を経て、
ゼルとセルフィと共に特殊部隊SeeDに加わります。
偶然を装う系・肉食系女子・セルフィ(自撮り)
の登場シーンです
その後、就任パーティーで
リノア・ハーティリーと出会い、
彼女の自由な生き方に触れ、徐々に変化が生じます。
スコール、ゼル、セルフィは
シド・クレイマー学園長からの任務で森林国家ティンバーに向かいます。
ティンバーはガルバディアに侵略され、その植民地となっています。
列車の中で3人はラグナたちの奇妙な夢を見ます。
ティンバーでリノアと再会し、
彼女がSeeDを雇った理由を知ります。
任務は
ガルバディアの大統領ビンザー・デリングの誘拐
ですが、誘拐したのは偽物でした。
本物の大統領は放送で現れ、
サイファーとキスティスが乱入し、
計画は更に混乱します。
ガルバディアガーデンに移動したスコールたちは、ラグナたちの再びの夢を見ます。
ガルバディアガーデンでは新たな任務、
「魔女の暗殺」
が下されます。
スコールたちは
狙撃手アーヴァイン・キニアス
を仲間に加え、デリングシティで作戦を実行しますが、リノアが魔女のもとへ単身行き捕らわれてしまいます。
狙撃は失敗し、スコールはリノアを救出するため魔女のもとへ向かいますが、そこにはサイファーが待ち構えていました。
ディスク1はこれで終了し、物語はさらなる展開へと進んでいきます。
・Disk2
ディスク2では、魔女の暗殺に失敗したスコールたちがガルバディアD地区収容所に収監されます。
彼らは収容所から脱出し、ガルバディア軍によるバラムガーデンへのミサイル攻撃を阻止するために二手に分かれます。
セルフィが率いるミサイル基地チームはミサイル発射を阻止することはできなかったものの、着弾誤差を最大化し、バラムガーデンへの直撃を避けます。
スコール率いるチームはバラムガーデンに戻り、
マスター・ノーグによるガーデンの乗っ取りを目撃します。
スコールとシド学園長は協力してガーデンを起動させ、ミサイルの直撃からガーデンを守ります。彼らはマスター・ノーグを倒し、ガーデンの制御を取り戻します。
ガーデンが制御不調で漂流する中、
バラムガーデンはF.H.(フィッシャーマンズ・ホライズン)
に流れ着きます。F.H.の協力を得てバラムガーデンを修理中、ガルバディア軍が侵攻してきます。
スコールたちは防衛戦を行い、
戦闘後、ガルバディア軍の機動兵器内に閉じ込められていたセルフィたちが解放され、チームは再び合流します。
その後、バラムガーデンは操られたガルバディアガーデンとの戦闘に突入します。
スコールたちはガルバディアガーデンに乗り込み、
最深部でサイファーと魔女イデアとの戦いを繰り広げます。
この戦いに勝利するとイデアが正気を取り戻しますが、その直後リノアが突然意識を失って倒れてしまいます。
ディスク2の終わりには、リノアの状態が一向に改善せず、スコールたちは彼女の回復とガーデンの次の行動を模索する状況に置かれます。
これがディスク3への繋がりとなり、物語はさらに深まる展開を見せることになります。
・Disk3
ディスク3では、リノアの回復を求めるスコールが中心となります。
彼はリノアを背負い、F.H.を経由して科学と技術の先進国エスタに向かいます。
途中でイデアを含む仲間たちが合流し、
スコールたちはエルオーネ(上画像の女性)がいる
ルナサイドベース(宇宙ステーション)
へ向かいますが、
イデアとゼルは地上に残ります。
地上では、ガルバディア軍が
巨大構造物ルナティックパンドラをエスタへ向けて飛ばし、
ゼルたちはそれを阻止するために奮闘しますが、最終的には作戦は失敗します。
ルナサイドベースでは、
スコールがエルオーネとの再会を果たす直後、リノアが意識を取り戻し、自ら宇宙服を着て宇宙へと出てしまいます。
スコールは彼女を追い、最終的には飛空艇ラグナロクにて地上への帰還を果たします。
地上に戻ったリノアはエスタ兵によって迎えられ、彼女は魔女の資質があることが判明し、
イデアから魔女の力を継承していたことが明かされます。
スコールは最初はリノアを封印することに同意しますが、仲間たちの叱咤激励を受け、自分の真の感情に従ってリノアを取り戻す決断をします。
その後、スコールたちはエスタの大統領ラグナ
と会見し、ルナティックパンドラへの突入作戦を計画します。
ルナティックパンドラ内での戦闘の末、スコールたちはサイファーとの最後の対決に勝利します。しかし、その勝利もつかの間、サイファーはリノアを攫い、魔女アデルに捧げてしまいます。
これにより、物語はさらに緊迫した展開へと移行し、ディスク3は終了します。
・Disk4
ディスク4では、スコールと仲間たちはリノアを救出するため、魔女アデルとの激しい戦いを繰り広げます。
リノアを人質に取られていたものの、彼らはアデルを倒し、リノアを無事奪い返すことに成功します。
その後、スコールたちは未来の魔女アルティミシアを倒すために、彼女が望む「時間圧縮」を敢えて行わせます。
この大胆な計画により、彼らはアルティミシアの居城に乗り込みます。
城内では多くの罠と強敵が待ち受けていますが、スコールたちはこれらを退け、最終的にアルティミシアとの戦いに勝利します。
アルティミシアを倒した後、時間圧縮は解除されていきますが、その過程でスコールは仲間たちとはぐれてしまいます。
彼は13年前の孤児院にたどり着き、そこで若いころのイデアと出会います。
その時、絶命寸前のアルティミシアが現れ、若いイデアが彼女の力を継承すると、アルティミシアは消滅します。これにより、長い戦いがついに終わりを迎えます。
物語の最後には、バラムガーデンで祝勝パーティが開かれ、スコールと仲間たちは戦いを乗り越えた喜びを心から分かち合います。これにより、ファイナルファンタジーVIIIのエピックな冒険は感動的な結末を迎えます。
考察
前提
Final Fantasyとは、最後の幻想という意味であり、
8とは、♾️とメビウスの帯(同じ平面を歩いていると違う面・並行世界へ向かうもの)をかけているとおもわれる。
イデアとは、プラトン哲学でいう言語のことである。
例えば、マックと誰かが発言した時、
文脈によって、
MacDonald・iMac
など意味が変わり、住んでいる地域によっても修飾語が変わる(〜県のマクドナルドなど)
イデアは、
スコール・キスティス(スコールの女教師)・ゼル・セルフィ・アーヴァイン・サイファー(スコールのライバル)の孤児院経営者であり、
文脈によって変わる存在である。
また、
アルテミシアとは、
カリア地方ハリカルナッソスの支配者リュグダミスの娘(紀元前6〜5世紀)に存在した女性であるとされ、夫の死後、成人の息子を差し置いて、自ら独裁権を継承した人である。
つまり、FF8で描かれているアルティミシア像というのは、
旦那さんの死後、世界が灰色になってしまった離人症感から、亡きものにしよう
(Final Fantasy8・最後の幻想という並行世界)
として、イデアに切り替わる
(つまり、概念としてゲームから、現実世界へ飛び立っていこう)
という壮大なゲームである。
リノアは魔女であるため、FF10におけるティーダのように、実際に存在しない
スコールの母親像(エルオーネ)の幻影であったのかもしれない…
そのため、スコール以外は、リノアが見えてなく、スコールへの思い遣りから見えているように振る舞っていたのかもしれない。
現実世界との関連
現代における魔女狩りとユダヤ人の神殺しレッテルによる迫害の歴史とシャドウハーツのゲームとの関連も続けていくことにする。
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