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彗星の如く現れたスナフキンのような会社経営者

たくさんの出会いの中から彗星の如く現れた高年収で趣味も合いそうな年下の会社経営者がアプローチしてきて、その人とはLINEを交換したけれど、アプリ内のメッセージと同じトーンでやりとりがスムーズに続いて、心底ホッとした。
私がたまたまムーミンのスタンプを送ると、スナフキンの名言とかで返してくれて、婚活で傷ついた心が癒された。

ふたりとも共通の趣味がAudibleで本を聴くこと。
その人のおすすめを一緒に聴いているみたいでなんだかドキドキした。

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自然と「会いたいですね」みたいな話になり、いい雰囲気だったのに。
ある日やりとりが突然止まった。
既読がいつまでもつかない。ものすごく焦る。
「ようやく運命の人に出会えたのかもしれない」と期待していただけに、突然の別れの言葉もなく、会えないまま。
しばらく「なぜ?」ばかり自問自答していた。
ふたたび、ひとしずくの涙。

何回も何回もその人とのLINEのやりとりを読み返す。
冷静になって考えてみれば、その人はおそらくモテるタイプだろうから、同時進行でいろいろな女性とやりとりをしていたと思う。
私よりも一歩先にデートしてみてうまくいった女性がいたから、すぐにブロックして私を切り捨てたのだろう。
あくまでその人は誠実なスナフキンだったのだと信じることにした。

それがマッチングアプリという世界の常識なのかも!と妙に納得もして、それからは誰か一人に執着しないように、私も同時進行で進めることに作戦を変更した。

誰かに急に切り捨てられても、代わりの相手がいればそれでいい。
そのくらい割り切らないと身が持たない。

その人のLINEはブロックせずに、トーク履歴を削除して忘れることにした。
スナフキン、ありがとう。お幸せに!
さぁ、次に行こう!

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