サスペンス映画の傑作
修論の途中経過を教授に提出し、ひと段落したので・・・
前回に引き続き、今年一年間に見た映画の中で印象に残った映画を紹介したい。重要なシーンのネタバレはなしでーす。
第2弾ということで今回はサスペンス映画を3つ。
1.殺人の追憶(2003)
重厚感があり、見応えのある素晴らしい作品だった。ストーリーに関係ないが、突然の綺麗なドロップキックにちょっと笑った。
韓国が当時抱えてた闇の部分が垣間見える一方、サスペンスとしてのエンタメ性の高さが損なわれていない。「パラサイト」でもそうだったが、作品に込められた社会批評とユーモアの共存が絶妙だと思う。
こういう映像が撮りたいという監督の意図が伝わる映像美も作品に引き込まれる重要な要素。
最後、パク刑事(ソン・ガンホ)が第四の壁を突き破るかのように、スクリーンのこちらを睨みつけて終わる。
↓基となった実際の事件
2.チャイナタウン(1974)
ああ、なんということだ・・・鑑賞後の余韻がすごい。いつチャイナタウンが出てくるんだ?と思いながら鑑賞。
考えれば考えるほど脚本が良くできていることに気づく。
ストーリーと関係ないが、ニコルソンはこの当時まだ若いのに既に頭髪は薄くなりかけている。そして、フェイ・ダナウェイの眉毛の細いこと。
3.L.A.コンフィデンシャル(1997)
劇渋でした。緊張感、重厚感最高・・・。
ラッセル・クロウのこういう作品を見たかった。「グラディエーター」ももちろん良かったけど、こっちの方が好み。
ケヴィン・スペイシーはセクハラの件でハリウッドから干され、今年になってイタリア映画に出演するとの話もあったが。。。
最近、NETFLIXの「ハウス・オブ・カード」を見てるのだが、ケヴィン・スペイシー演じる主人公フランクが途中で死んだ設定となるらしい。
ケヴィン・スペイシーが最高のドラマなだけに、ファイナルシーズンがこけて、着地に失敗しているのは悲しい。。。
4.最後に
残り少ない学生生活。
毎日、映画・ドラマ・バラエティ見放題の生活も終わる。
春休みはゴルフも行きたいし、旅行も行きたいなあ。
それにしても、M1グランプリのランジャタイ最高だったなあ。