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【リハビリテーションの変遷期】~北欧ノルウェーの取り組み~

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ノルウェーのリハビリテーション業界には、革新が求められています。医療従事者や専門家たちが手を組み、「救われた命は、生き続けるべきだ」という信念を掲げリハビリテーションの重要性を叫…
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記事一覧

“Exercise is medicine”

日本の医療現場や医療者の人とつながりたくて、実はXのアカウントでもつらつらと不定期で投稿…

ノルウェーのヘルスハウスとは?~医療界のミニ病院~

前回の記事はこちらから♪ コロナ前後の回復期の現場を肌感で解説 前回の記事で少し紹介しま…

コロナ前後の回復期の現場を肌感で解説

※まずはじめに私の働く回復期の定義病院から退院した高齢患者さんの、自宅退院までのサポート…

セラピスト間での連携

1.他(多)職種連携医療現場で働いたことのある方なら一度は聞いたことのある言葉ではない…

【賢く選ぼうキャンペーン】無駄な医療を削減し、患者と医療従事者の賢い選択をサポー…

11月はChoose wisely!月間ノルウェーでは、毎年11月になると「賢く選ぼう」キャンペーンの…

【北欧における移民への認知症ケア】実際の現場

こんにちは!前回の記事では、北欧諸国が出している【移民への認知症ケア】のハンドブックの内…

北欧における移民への認知症ケア:文化と言語の壁を越える取り組み

公式の北欧諸国協力に関するウェブサイト norden.org に2020年にPublishされた興味深い認知症関連ハンドブックがあったので、ご紹介させていただきます(^_^)/ 北欧福祉センターが作成したもので、ずばりタイトルは【移民者への認知症ケア】(2020年版) 他人事ではないなぁと思ったので、必要な方にこの情報が届いたらなぁ・・・と思います。 1.北欧諸国で増加する移民の認知症患者北欧諸国では、1960年代から1980年代にかけて移住してきた移民が高齢化し、認知

WHOが唱える地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)

前回の記事では、国際高齢者デーに娘を連れて老人ホームを訪問したことをきっかけに「地域に根…

ノルウェー人理学療法士が国際高齢者デーに語る【フレイル高齢者と尊厳のある老い】と…

10月1日は国際高齢者デーでした。国連では「尊厳のある老いを」というスローガンのもと今年…

世界理学療法連盟(WCPT)も支持する地域に根ざしたリハビリテーション(CBR)

こんにちは!RYOKOです! 今回は、理学療法士はCBR実現のために一体なにをどうすればいいのか…

転倒してもと言えるように~その②~

前回の記事を読んでいない方はこちらからまずは読んでいただけると嬉しいです! 転倒予防だけ…

転倒予防だけでいいの?~その①~

1.年間で発生する股関節骨折は世界トップレベルのノルウェーノルウェーは年間約9000件の股…

オスロ市もついにAIを使ったシフト管理システム導入開始

1.看護師の上司が医療業務とは直接関係のないシフト作成・管理をしなければならない現状回…

【北欧医療レポ】たった1日で自立支援から要介護になってしまった父

読者のみなさん、こんにちは! 前回「医療現場での人手不足深刻化」というタイトルでノルウェー最大の理学療法士専門誌「Tidsskriftet Fysioterapeuten」に掲載された記事を紹介しました。理学療法士でありジャーナリスト、そして介護を必要とする父親の娘でもあるシャーロット・ナゲルさんが自宅での終末ケアを必要とする父親の家族として、そして理学療法士として感じる人材不足の深刻化を訴えています。 前回の記事をまだ読んでいない方がいらっしゃったら、こちらからまずは読