【コラム】最大の敵は“迷い”なり~ボクシング視点から見た中日ドラゴンズ~
デッドボール連発からのフォアボール。6回表、最初に迎えた宮﨑敏郎を完璧な三振に斬った姿は、わずか数分後に一変した。牧秀悟、桑原将志にぶつけてしまったのはいずれもツーストライクに追い込んでからのもの。4人目の打者・関根大気に対しては、初球のボール球を振らせて以降、すべてゾーンを外れた。1アウト満塁。新人時代、クローザー(抑え)を任されていた経験のある鈴木博志の“独り相撲”は、後を継いだ大ベテラン谷元圭介にも連鎖。4-2のスコアは瞬く間に4-7となってしまった。
宮﨑、そし