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【3分で海外プロダクト紹介 #19】 Ernest

毎日19時に、3分で読める海外プロダクトの紹介記事を投稿するシリーズです。

昨日は、アプリNoCode開発の次世代決定版になるかもしれない「FlutterFlow」を紹介しました。

今日のプロダクト名はErnest。2021年10月17日時点で、Product HuntにてUPVOTEを950ほど獲得しており、2021年10月13日のランキングで5位を獲得しています。

一言で言うと、コールドアウトリーチ(まだ関係のない会社への営業)をAIでサポートしてくれるプロダクトです。

コールドアウトリーチを行う営業やマーケティング担当者の工数を削減してくれるプロダクトとなるかもしれません。

解きたい課題

コールドアウトリーチのたびに何百もの会社を調査してメールを作成することに多くの時間がかかること。

課題に対する価値提案

過去のメール履歴からどのような企業とどのようなやりとりをしているかをAIに学習させて、「Soleadify」というサービスが提供している全世界6000万のSMBデータベースと突合させて、アタックすべき企業を特定する。

また、アタックすべき企業に送付するメール文面の下書きを、過去のメールの文面に基づき作成してくれる。

ソリューション

▼ STEP1

GmailアドオンでErnestを追加します。

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▼ STEP2

Soleadifyのデータエンジンを使用して、以前にメールのやりとりをした会社と類似した会社を見つけ、連絡先を取得します。

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▼ STEP3

過去のメールを読み取り、製品の価値提案、トーン、使用するCTAなどのメッセージの重要なポイントを特定します。

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▼ STEP4

STEP2で見つけた連絡先のプロファイルに対してSTEP3の解析結果をもとにした新しいメールを作成し、毎朝下書きに保存します。

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価格プラン

まだ、ベータ版のプロダクトとなるため、価格プランは公表されていません。現在、Waiting Listへの登録導線が公開されています。

筆者のつぶやき

SFAやCRMを提供する大きな企業は敢えて攻めてこないようなニッチな領域を狙ったプロダクトですね。

SFAやCRMといった大手がひしめく分野の周辺を攻める戦略は個人的には好みです。

出口戦略としてIPOは描きにくいですが、大手に売却する絵は描きやすいため、はじめから売却を狙って大手が提供するプロダクトとの接続性を高めながらプロダクトを開発するのは、良い方針かもしれません。

明日は、GCPのデータベースをAirtableのように扱うことのできる「Rowy」をご紹介します。お見逃しないよう、是非フォローをお願いいたします!


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