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★虫の目、鷹の目の視点が必要です。

環境保護と資源の節約は重要な課題となっています。その中で、節水トイレは水の使用量を減らし、地球に優しいライフスタイルを推進する優れた技術として注目を浴びています。しかし、節水トイレにはその利点だけでなく、思わぬ問題も存在しています。

節水トイレの最大の問題は、水の使用量が少ないために詰まりやすいことです。これは、一見すると矛盾しているように感じられます。つまり、節水という「木」を見て、それが引き起こす全体的な影響という「森」を見落としているのです。

ある自治体では、節水トイレの詰まり問題を解決するために「2回流す」ことを推奨しています。しかし、これでは結局のところ、水の使用量が増え、節水の目的が達成されません。このような状況は、節水トイレの導入が環境保護に与える影響を正しく評価しなかった結果と言えるでしょう。

私たちが「木を見て森を見ず」にならないようにするための重要な教訓です。環境に優しい技術や製品を導入する際には、それが引き起こす可能性のある全体的な影響を十分に考慮する必要があります。節水トイレのような新しい技術が本当に持続可能で環境問題に有効であるかどうかを判断するために、広い客観的な視野で見ることが必要です。

事業においても同じで虫の目、鷹の目の視点、特に客観的にメタ視点で自分を見ることが節水トイレの事例のように抜けてしまいがちです。


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