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介護経営を通して私たちの、これまで仲間と共に歩んできた泣き、笑い、喜び、悔しさ、しくじりを含めた成長ものがたりをまとめてまいります。内容は人材採用、定着、人材育成、リーダー教育、…
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2021年12月の記事一覧

誰かのためにと利他的視点をもった時に人は成長していくことができる。介護現場はご利用者様のためにこの視点を持っている人が集まっている傾向にある以上、チーム一つに利用者様の想いをカタチにしていくことが大事になる。だからこそ介護経営には社員が成長するキッカケを与え続けなければならない。

同じことでも、言い方、伝え方、表現の仕方を多様化することで気づくことがあり、共感を得られることがある。ひとつ変えただけで、伝わり方も変わってくる。介護現場でのスタッフ教育も同じで、1つの伝え方だけでなく多様化することで、スタッフの気づきが変わってくる。伝え方と繰り返しが大事。

やりがいと稼ぐことを分けて考える。一緒に考えてしまうから苦しくなる。介護経営こそ、想いが強く、稼ぐことを疎かにしがち、だからこそ大事な想いを継続、次世代へ繋いでいくために目的の明確にし、共に歩むスタッフと共有する!そして福祉も社会経済のひとつであることを理解することが大事。

介護現場の事故を減らす、無くすことに執着し過ぎると…本人を見えなくなる。
本人を知り、環境を考え、チームで動くことがリスク軽減に繋がっていく!そもそもチーム形成が成り立っていないところはできない。だからこそチームづくりがリスク軽減に繋がり、しいては介護経営に繋がる重要なこと。

『多様性』は他人を認めるための言葉でなく…『他人との違い』を知るための言葉。人口減少社会において、介護経営に大事なことは人手不足のリスクをどう軽減していか。そのために介護現場にも多様性が生きるチームづくりができる環境が必要。だからこそ既存のスタッフと未来を見据えた目的共有が大事。

当社各介護事業所の現在(R3.10)の平均年齢。全スタッフ平均44.8歳。全介護スタッフ平均42.3歳。事業所で年齢のばらつきが顕著。介護経営において人手不足とスタッフの高齢化はリスクを考える上で大事な情報。5年後先の組織を考え、先を見据えて動くためにスタッフとも情報共有が大事。

介護経営において介護人材不足は最大のリスク。日本は人口減少社会。解消は難しい。であれば、仕事内容を整理、細分化して人手でなければならないものとICTで代用、もしくはICTで効率性を上げることに切り替えていくことが必須。現場スタッフとICT活用する目的を共有することが最も大事なこと

介護現場でも人間関係が悪くなると…
『どうせ言っても変わらない』とその人のせいにしたり、諦めてしまって何か起きても対処をしなくなる。そうなると益々状況は悪化して、スタッフ同士の協力はなくなり、一人仕事になり疲弊し退職につながる。介護経営にとって大事なことは見過ごさず放置しないこと

日本一高齢化が進む県の介護施設が、2020年に取り組んだ3つのこと!!

1.関係人口増加によるファンづくり
2.ICT導入による業務効率化
3.人口減少が進む秋田県での働き方改革
私たちが取り組んできたのは、「関係人口増加によるファンづくり」「ICT導入による業務効率化」「人口減少が進む秋田県での働き方改革」の3つ。まだ道半ばではありますが、全国の仲間の力を借り、成果が出てきました。
この3つの取り組みをアニメーションにしてみました!

介護現場ほど、『雰囲気』が大事になる。場の雰囲気(空気)を創り上げたり、変えることができる人ほど空気感を感じやすく気付ける力が高い。全体を俯瞰し、常に興味、関心を持つことは、介護経営の核となるリーダー育成に大事なこと。

介護現場に新しいことを取り入れて、やっていこうと思うなら、先ずは受け入れられる土台があること重要。

土台とは…
組織の目的や理念が共有できる人間関係構築できている。