カウンセリングが出来る美容師
昨日はカウンセリングの勉強会でした。
カウンセリングには沢山の知識や技術が必要です。
お客様から必要な情報を話してもらう事はもちろんですが話してもらう為の聞き方や話し方などカウンセリングが出来る美容師と出来ない美容師で大きな差が生まれます。
お客様は最初のご挨拶からカウンセリングで美容師の印象を決定する事が多くなります。カウンセリングの時点でお客様が美容師に対してマイナスな印象を持つとなかなか帰るまでに挽回する事は難しいでしょう。
変な話しですが美容師としての技術は無くてもカウンセリングでお客様を指名にする事も可能になるぐらいなのでカウンセリングをしっかり勉強すると良いと昨日の講習で改めて思いました。
今回のカウンセリングではカラーリスト育成プログラムの中で行われた講習でした。
もちろんヘアスタイルでは無くカラーの色のカウンセリングをするのですが、ヘアカラー では色はもちろん明るさやデザイン、今までの履歴や生活背景、未来のお客様ななりたい自分像など様々な事をどうやってお客様から話してもらうのか?を考え進めていきます。
カウンセリングはこちらが主導権は握りながらもお客様がどれだけ自分の事を話してくれるのか?を考えて話します。
以前にも書きましたが聞く力よりも質問する力が必要です。
美容師はこの質問する能力をつけてお客様からより多くの情報を話してもらいお客様に喜んでもらう事が理想です。
もちろんカウンセリングで聞く以上はある程度答えられる知識と言われた事を行動出来る技術も必要になるのでそこは必ず身に付けたいところですね。
美容師はカウンセリングに少し力を入れてみるとお客様からの反応は良くなるかもしれません。