Spiceの取説 続
前回は、スパイスの形状の違いによる扱い方をご紹介しました
今日は、ホールスパイスの魅力を引き出す方法についてお話ししますね
ホールスパイスは、スパイスの形状そのもの
植物の種子や葉っぱ、つぼみ、樹皮です。
そのままでも、強い香りがするものもありますが、
それでも香りや有効成分は内側に詰まっています
A カルダモン
これは、種子
外側の鞘の中に小さな種子が詰まっています
硬い鞘におおわれているので、さやを割いてあげると
香りや有効成分を抽出しやすくなります
カレーやチャイ、ジャム、コーヒーなどに入れます
B シナモン(カシア)
これは、カシアという品種のシナモンで、樹皮です
Cafeでおしゃれにシナモンスティックそのまま、
コーヒーカップに入っていることもありますが
お料理、チャイ、などで煮出す場合は適当な大きさに割って使うとよいです
カシアは濃厚で甘いでもかなり香りと成分が出てきますので
ホール使いする場合は、量に気を付けてください
私はカシアの香りと甘さが好きなので、カシアを使いますが
摂取量には注意が必要です
カシアは摂りすぎると、肝臓に負担がかかりますので
1日小さじ1/3=約0.6gまでで留めましょう。
シナモン大好きでたくさん食べたい方は、セイロンシナモンをおススメいたします
C クローブ(丁子)
カレーはもちろん、チャイなどにもよく使いますね
これは、つぼみなのです
丸っこい頭と細い胴体のような形状
丸っこい部分がとれているものもありますが
ついてる場合は、この部分を爪などで割ってください
では、ついてない場合の胴体部分は意味がないのか、、、
というとそうではなく、胴体部分からはそのままでも
かなり強い香りはしているのが分かりますし、有効成分は出ます
D スターアニス(八角)
こちらも種子です
スターアニスはこのままでもかなり強い香りと味なので
大きさで調整するとよいです
長時間煮込んだり浸けておくと
かなり独特な強めの風味が付きます
好きな方はいいかもですが、ほんのり程度の風味がお料理を引き立てるので
角煮や煮込み料理などに使用する場合4人分で1個程度でよいでしょう
カタチがかわいいので、煮出し用とは別で、
飾り付けとして後で添えるとおしゃれになって気分も上がりますよ❤
☆☆☆おまけ☆☆☆
Spiceがメジャーになる前から
カレーやシチューをつくるときに、ぽいっと簡単にみんながなんとなく使っていたローリエも知っておくと役立つ取説
煮込むときにポイッと1枚入れるイメージかと思いますが
入れるときに、パキッと折り目を付けると、香りや成分を有効に使えます
また、お料理が出来あがったら取り出す!!
入れたままにしておくと苦味が出てくるので、せっかくのお料理を美味しくいただくために、取り出しておきましょう♡
みなさんのスパイスライフが楽しく快適になりますように♡
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