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人は平熱よりも4℃高い熱を出すと、歩けなくなる。 人は、などと書いてしまったが、実際のところ他の人がそうなのかどうかは分からない。 私が今まで経験した一番の高熱は、20年以上前のインフルエンザで42℃を突破した時。 私の平熱は普段から35℃。時期にもよるが34,8~35,3℃辺りなので、低体温と言われる部類になる。 そんな人間が42℃、つまり平熱プラス7℃などという高熱を出したその時は死を覚悟した。 あの時に比べたら今回は平熱プラス4℃の39℃。 うん、まだ大丈
去年の10月からずっと、体調を崩していた。 事の始まりはお盆の頃にひいた軽い風邪だったが、これがいつまで経っても咳だけが止まらない。 いつも風邪をひくと、喉から始まり、いつまでも咳が残るのだけれど、1か月経っても収まる気配がなく、しまいには息苦しさなどもプラスされ、風邪ではなく喉がおかしいのでは? と耳鼻咽喉科に行くことに。 実はもう一つ、以前から顎の下にできた丸いしこりが気になっていたこともあり、ついでに一緒に診てもらおうと重い腰を上げた。 病院が嫌い。 とにか
「暇で自己紹介したい人に50の質問」に答えてみました。 暇なんだから、100問やればよかったかなと思いつつ、私のことを100個も知りたいもの好きはいるんだろうか、と途中で頭を抱えたので、50くらいでちょうど良いかな。 01.自己紹介いきます!! →よろしくお願いします。 02.何歳? →結構ないい年。 03.誕生日 →12月6日。 04.性別 →女子力皆無な女。 05.身長 →164㎝。 06.血液型 →O型。
コロナが猛威を振るっているので、なるべくお外に出ない。 元々引きこもり体質だから、家に閉じこもっているのは苦にならない。 人と会うなと言われたらおとなしく会わない。 基本的に、なにもかも一人で完結するので、誰かと一緒でなければいけない理由がない。 どこへ行くにも、何をするにも、一人。 一人は楽しい。 自主的に閉じこもっている。 まさしく自粛。 休日など、一歩も外に出ない。 最低限の買い物に出なければならない時は仕方なく日曜でも外に出るが、速やかに目的地に
自己紹介、というタグを見つけたので私も書いてみようかな、と思った。 しかし私には語るものが何もない。 セールスポイントもなければ、特技もない。 毎日生きているだけで精一杯、みたいな日々を送っている。 実のところ、人が苦手だ。 いい大人になってもちっとも上手く生きられない。 どうしたらいいのかな、と毎日考える。 子供の頃から「その他大勢」の中で生きてきた。 成績も中の中、100人いれば50番。 なるべく目立たないように、誰の記憶にも残らないように、ひっそ
真夜中、家族が寝静まったキッチンで、鍋を火にかける。 ことことと。 何かを煮るのは、とても楽しい。 煮るのが好き、と気付いたのはいつ頃だっただろう。 料理することは好きだけれど、いかに手抜いて美味しいものを食べられるか、どれだけ節約できるかと考えながら作る。 レストランのような料理は並ばない。 SNSに「#料理女子」なんてタグをつけたりもできない。 居酒屋かよというメニューや、全体的に茶色い大皿料理がどーんと食卓に乗っていることが多いから、全く映えない。
朝ごはん。たまに朝昼ごはん。 凝ったものや手の込んだものを作るのは面倒なので、大抵の場合、昨日のご飯をおにぎりにしたり、残り物をご飯に乗っけて食べたり、パンを焼く。 この中で圧倒的に多いのはパン。 シュレッドチーズをのせて焼くチーズトーストはお気に入りだけど、どうも野菜が足りない。 なのでせめて玉ねぎを薄くスライスしてからチーズを乗せる。 これはこれでおいしい。 野菜が安売りしていた場合は、とにかく野菜マシマシにしてしまう。 こうなると今度はタンパク質が足り
暑いのが昔から大嫌いだった。 暑さに弱くて、小さい頃から夏は外で遊ぶのも嫌で、友達が誘ってくれるプールすら魅力的ではなかった。 大人になった今は子供の頃よりずっと夏が嫌いで、暑さが苦手で、時々冗談ではなく死にそうになる。 野球が好きだ。 子供の頃からテレビの野球中継を見て育った。 ヒイキのチームがまだなかった頃から、試合をやっていれば何となくチャンネルを合わせて見ている。 高校野球も例外ではなくて、夏の一番暑い盛りには朝からずっとテレビで球児たちが試合をしてい
海はあまり得意じゃない。 初めて船釣りに出たときは尋常じゃないほどに酔って、丸2日寝込んだ。 潮風は肌や髪をべたつかせるし、ぷかぷかと浮かぶゴミが汚いから。 淀んだ海水の中にうっかり落ちたら、二度と浮き上がってこれないような気がする。 海が苦手だ。 全てを飲み込んでしまうから。 大きな波が引いた後、どろどろに汚れた地上からは、何もかも攫われてしまった。 あの大きな震災の前に、離れ小島の知人の家に遊びに行ったことがある。 港から船で数十分、たったそれだけなのに