手持ち無沙汰の過ごし方
今朝、電車の中で気がついた。
あっ!スマホがない。
きっとバッグの中に入れた積もりが、
脇に置いてあった今日は持たない予定のサブバッグに入れたのだろう。
珍しく今朝の電車は空いている。
昨夜の花火大会のせいだろうか?
今でこそ、冬の花火など珍しくないが、
まだ「花火は夏の風物詩」と、誰もがそう思っていた時代から
長野では、この11月下旬の寒空のなか、
商売繁盛を願って「えびす講煙火大会」が行われてきた。
私も、かつてはよく友人と観に行ったものだ。
真っ暗な夜空を照らす花火。
その灯りのなか、何やら白いものがフワリフワリと舞い落ちる。
それは雪、初雪だったこともある。
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花火は過ぎたこととして
今朝も電車内の人々は一心不乱にスマホを見ている。
スマホがなかった頃は、皆、ドコを見ていたのだろう。
他人と目が合わないように、気を遣っていたに違いない。
私もスマホを持っていたら、
この人々と同様に、きっとスマホを見ていた。
メモにした今日の予定を確認していたであろう。
だから、スマホを持ち忘れたことに気づいたのだから。
今日のような手持ち無沙汰な日は、ひたすら電車内の人々をウォッチング。
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さて、今日の私のように思いがけなくスマホがなく、手持ち無沙汰を、
人はどのように過ごすのだろうか。
興味深くもあり…。
はて、私は普通に過ごせただろうか?
一般的な、だろうか?
妙に気になる…気になる。
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今日はパソコンで投稿しました。
そして nakameguromt さんより、駅とスマホ、
二つのキーワードを兼ね備えた画をお借りしました。
ありがとうございました。